以下のエントリを読んだ。 出勤はやっぱり儀式?〜社会化寿命の短期化と予期的社会化の連鎖反応 http://bulldra.hatenablog.com/entry/2013/09/09/073342 とても面白い考察だった(おまけに、最後には拙著『脱社畜の働き方』をご紹介いただいている。ありがとうございます)。 「予期的社会化」という概念はこの記事で初めて知ったのだけど、会社員時代を振り返ると、出勤はたしかにモード切り替えの側面を伴っていたように思える。起きたばかりの意識朦朧の状態で朝ごはんを詰め込み、歯を磨き、スーツに着替え……とかなんとか嫌なデイリールーチンをこなしているうちに、徐々にモードは「仕事」へと切り替わっていく。こうやって日々の出勤準備をこなして、電車に乗って会社まで運ばれていくという行為は、まるで工場のベルトコンベアーに乗せられて色んな工程を経て出荷されていく製品みたいで嫌