2023年に開業する「エスコンフィールド北海道」のファウルゾーンの一部が規定を満たさず狭くなっている問題で、日本ハムは11月14日の12球団代表者会議で非を認めて謝罪し、2023年オフから基準を満たすため2年がかりで改修工事を行う計画案を提示した。代表者会議ではこれを了承、来季はファウルゾーンが狭いままで公式戦を実施することを承認した。 これでようやく日本ハムは規格外の新球場で来年の開業を迎え、公式戦を行うことができるようになったわけである。 いわゆる大人の解決というヤツだった。 改めてこの問題を整理したい。 根本にあるのは日本ハムの明確な公認野球規則への違反だった。スポーツはルールで成り立っている。そのルールで決められた規定に反する球場を作り、公式戦で使おうとしたのだから問題は大きい。ここをすっ飛ばして、いきなり球場の規定への疑義や、ファンサービスに問題を転嫁するのはあまり論理的ではない
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