記憶に新しい、STAP細胞騒動、ゴーストライター騒動、号泣議員。「悪人」というレッテルを貼られた途端に、彼らはマスコミとネット住人たちによってバッシングされ始める。やがて一般の人々もそれに追随し、あたかも「全国民の声」であるかのごとくバッシングが「正義の常識」として広まっていく。 ――これは、今や当たり前の風景だ。罪は罪であり、負うべき責任は負うべきであるが、実のところは“よく知らない人たち”によって、バッシングの波、正義という名の偏った見方が、伝播していっている。この現象は、異常としか言いようがない。 精神科医・岩波明氏が、現代人の心に潜む「狂気」を斬る。 バックナンバー 選択してください 人気連載が本になりました!岩波明『他人を...【公開終了】雅子妃殿下の症状を正しく理解...【公開終了】雅子妃殿下ほど、長きにわたっ...【公開終了】日本人は世界的に見て、「孤独...【公開終了】「神