栃木県警佐野署は31日、パラグアイ国籍で佐野市金屋仲町、派遣社員バリオス・ビジャマヨル・ルイス・アルベルト容疑者(51)を自動車運転過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕した。 発表によると、アルベルト容疑者は2008年2月7日午後6時10分頃、同市富岡町の県道交差点を軽乗用車で左折した際、自転車に乗っていた県立高校1年の女子生徒(当時16歳)にぶつかり、顔面に約1週間のけがを負わせ、そのまま逃走した疑い。 事故直後にナンバーや目撃情報などから容疑者として浮上したが、所在がつかめなかった。今年10月、現住所を特定した。近県を転々としていたといい、調べに対し、「ぶつかったが相手からぶつかってきた。パラグアイではぶつかった相手を助ける義務はない」などと供述している。