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ベンチマークや重いソフトウェアのビルドなど、ノートPCには適していない作業をするマシンとして、いままで AWS のスポットインスタンスを使っていました。 しかし5月に GCE のプリエンプティブインスタンスが出て、試してみたところ予想以上に快適でした。 こういったスポットでの作業環境としてのプリエンプティブインスタンスのメリットを紹介していきます。 起動が早い スポットインスタンスは、入札してから実際にマシンが起動するまでのタイムラグが5分程度ありました。 プリエンプティブインスタンスは、通常の Compute Engine のインスタンスのオプションという扱いなので、入札という手順が存在せず、1分程度で起動できます。 設定が簡単 AWS だと新しいインスタンスを使おうとすると VPC の設定が必要だったり、セキュリティグループの設定をしないと起動した2台のマシン間での通信すらできなかった
Google Compute Engineの特徴 Google Compute Engine(GCE)にはKernel-based Virtual Macnihe(KVM)が利用されています。GCEはGoogleの検索・Gmail・マップなど各種サービスと同じハードウェア・ソフトウェアスタックで提供されています。 高速・お手軽! Linuxでもコンソールいらずでログイン可能 GCEは3種類の方法で操作できます。 Developers Console(ブラウザで操作するWeb管理画面) gcloudコマンド API GCEを利用するとインスタンスを起動してからログインできるようになるまでの時間の短さに驚きます。他のクラウドだと操作からログインできるようになるまでに数分かかることが多いですが、GCEは操作から30秒程度でログインできる状態になります。 起動が完了したらDevelopers Co
まずは結論 こんな環境が Google Container Engine 上に一発で作れるスクリプトとDocker Imageを作った。 要素技術 Locust Python製OSSの負荷テストツール。分散テストモードがあって、簡単に複数台から負荷をかけるクラスタを構築することができる。今回は、環境変数で master, slave を切り替えられる Docker Image をベースにしている。 Docker Private Registry Google Container Engine で private repository を利用する方法を参照してください。 使い方 事前準備 ビルドサーバに gcloud SDK をインストールし、認証が終わっていること gcloud コマンドでデフォルトの GCP の PROJECT_ID が設定してあること(下記のコマンドでは --proje
--- a/cluster/gce/config-default.sh +++ b/cluster/gce/config-default.sh @@ -17,10 +17,10 @@ # TODO(jbeda): Provide a way to override project # gcloud multiplexing for shared GCE/GKE tests. GCLOUD=gcloud ZONE=us-central1-b MASTER_SIZE=n1-standard-1 MINION_SIZE=n1-standard-1 NUM_MINIONS=4 # TODO(dchen1107): Filed an internal issue to create an alias # for containervm image, so that gcloud will expan
そもそもGoogle Compute Engineのロードバランサー、GCE LBは、1インスタンス・1グローバルIP・ウォームアップなしでいきなり100万リクエスト/秒を捌けてしまう謎性能を備えていて、既存の他社クラウドのLBだけこれで置き換えたい! という声もちらほら聞かれるほどの強力LBサービスであった。 From Compute Engine Load Balancing hits 1 million requests per second! そして今回、正式公開ではないLimited Preview版ではあるものの、GCE LBの新機能としてHTTP Load Balancingが発表された。その性能と機能の破壊力があり過ぎるので、GCPブログ記事のリンクをシェアするだけではあまりにもったいない! と思い、要点を訳してみた。 DNSに頼らない、1グローバルIPによるUS、EU、A
ども、takiponeです。 本日未明、Google社のイベントGCP Liveで新サービスのGoogle Container Engine(GKE)が発表されました。 GKEは、Googleを中心に開発されているDockerコンテナの管理ソフトウェアKubernetesのクラスタを簡単にデプロイできるサービスです。Dockerコンテナの実行にはGCE(Google Compute Engine)を利用します。現在はAlpha Releaseです(リリースポリシーはこのブログエントリーが詳しいです)。 既に実際に動かせるようになっていたので、コンテナをデプロイするまでを試してみた感想をレポートします。 クラスタの作成 GKEのドキュメントでは、全てCLI(gcloudユーティリティー)で説明されていますが、クラスタ作成はDevelopers Console画面から行うことができました。 D
gcp ja night #28 に参加してきたので、色々まとめるよー。スライド資料を見ればわかるようなことは書かない方向で。 懇親会の場で、Googler の佐藤さんに、前から気になってたことをいくつか質問できたので、その内容もこのエントリの最後にメモっとく。 イベントページ gcp ja night #28 - connpass 各種まとめ 2014.09.16 gcp ja night #28 #gcpja - Togetter gcp ja night #28 - 資料一覧 - connpass Managed VMのDocker対応とKubernetes最新動向 @briandorsey by Brian Dorsey, Developer Advocate, Google Inc. 僕の観測範囲では、スライド資料の公開はなし GAE などのような PaaS を使いつつ、IaaS
目的 Terraform で GCE と Ansible を試してみる 前提 Terraform は 0.2.2 をインストール済み /path/to/terraform/version/ みたいなイメージ Google Cloud Platform のアカウントは持っている Google Cloud Platform のプロジェクトは作成済み Ansible は 1.7.1 をインストール済み 手順 Google Console からアカウントファイルとシークレットファイルを取得する Google Developers Console の API と認証から認証情報を選択する OAuth で新しいクライアント ID を作成をクリックする サービスアカウントを選択する クライアント ID を作成をクリックする これが account になる Compute Engine と App Eng
関連キーワード Google Compute Engine | Amazon Web Services | Google | Amazon | IaaS | Microsoft(マイクロソフト) | クラウドサービス 米Googleは、IaaS(Infrastructure as a Service)市場で優位な地位を確保するため、米Amazon Web Services(以下、Amazon)の「Amazon Web Services」(以下、AWS)に対抗する主張を展開している。だが、同社のIaaSである「Google Compute Engine」(以下、GCE)は、AWSの競争相手として力不足ではないのだろうか。 GoogleがGCEの一般提供を開始してから、まだ1年もたっていない。しかしながら、既に大きな影響力を持ち始めている。IaaSに分類される同サービスの比較対象となるのは、「
ども、takiponeです。 Google Compute Engineには、AWSのセキュリティグループに相当するファイヤーウォール機能があります。今回は、AWSセキュリティグループとの比較と基本的な使い方をご紹介してみます。 ファイヤーウォールの概要 名前の通り、VMインスタンスと他のホストとの通信を制御するセキュリティ機能です。OSには依存せず、VMインスタンスの外側、GCEのネットワークインフラで動作します。 AWSセキュリティグループとの比較 できることはほぼ同等です。共通の機能について以下の通り示します。 セミステートレスなので片方向の定義でよい 複数のVMインスタンスに共通の設定を適用できる IPアドレスに拠らないターゲット指定ができる 拒否ルールは設定できない AWSセキュリティグループは、ファイヤーウォールのルールセットとアクセス許可のターゲットをセットにして1つのグルー
Google Compute Engine、サーバサイドからクライアントまでJavaScriptで開発できる「MEANスタック」のワンクリックデプロイ機能をサポート WebアプリケーションのサーバサイドからクライアントまでJavaScriptで開発できる「MEANスタック」が海外では少しずつ話題になってきています。MEANスタックとは、次のソフトウェアの頭文字をとったものです。 MongoDB:NoSQLデータベース Express:Node.js対応のフレームワーク AngularJS:Webアプリケーションのクライアント用JavaScriptフレームワーク Node.js:サーバサイドJavaScriptエンジン オープンソースであるLinux、MySQL、Apache、PHP/Perlの組み合わせが「LAMPスタック」と一般に呼ばれるように、JavaScriptを軸にした上記の4つの
先日発売されたばかりの「Google Compute Engine 入門」(吉積 礼敏 氏 著)を読んだ。kindle版が出ていたので、買いやすかったし、読みやすかった :) 全体を通しての感想は「GCE(を中心とした、GCP)の紹介本みたい」、というかんじ。AWS の現在の状況(隆盛)を考えると、GCP に関しては、このレベルの書籍が今、ようやく出版された段階だということは、厳しいけれどまごうことなき現実なんだよなぁ、と思った。 (ちなみに、gcutil のコマンドリファレンスまであるのはちょっとやり過ぎでは...と思った。Web のリファレンス では不足があるんだろうか?) でも、この本を読むまでは「 AWS ではなく GCP をわざわざ選ぶ理由がわからない(デメリットを上回るメリットが感じられない) 」という気持ちしかなかった自分が、読み終わったときには「 課題はいくつかあるけれど、
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