セッションの1つは企業のCIO(最高情報責任者)らが着ぐるみで登場してビールを片手にパネルディスカッションを展開するという破天荒な内容だった。今回もそのようなお祭り騒ぎをイメージしつつ神戸へ向かった。 だが、実際に会場へ行ってみると、大人数が集まったわりには落ち着いていた。どのセッションでも、熱心にメモを取ったり、スライドの写真を撮影したりして、少しでも知識を吸収しようとしている人たちの姿が目立った。 それは、Alexaスキル開発の困難さの裏返しなのかもしれない。以前、「Echoアプリ開発の先人に学ぶ」という企画でAlexaスキルを提供している企業を取材した時にも、各社が悪戦苦闘している様子が伝わってきた。
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