ウエストランド井口と構成作家・飯塚大悟が、毎月のお笑い界の出来事を勝手に振り返る連載「今月のお笑い」2023年9月号は、取材日がちょうど「キングオブコント2023」ファイナリスト発表会見のプレミア公開日と同日だったことから、2人でその模様を見届けることに。感動のない人生を送っていることが発覚した井口も、かねてからの仲間であるジグザグジギーやラブレターズの決勝進出には心から喜んでいる様子だった。そのほか、「NOBROCK TV」に出演した爆笑問題・太田の話術、すべてを捧げた「ランジャタイ国崎七変化」、25歳以下の大会「UNDER25」をはじめこの夏さまざまな賞レースで活躍したフリーの大学生トリオ・伝書鳩の話などが語られている。 ──エントリー締め切り数日前だった前回の取材の段階でも迷っていましたが。 井口 まあやっぱり、日頃そんなにライブ出てないしなっていうのもあるし、「M-1」関係の人も本
俺は芸人をやってみて本当によかったと思っている。 まだ芸人というものの全てを知ったというわけではないですが、俺はようやく芸人の体験版が終わってもうすぐ本編がスタートするところまで来たのではと思っている。 M-1で落ちた時は心臓が潰れて息ができないほど苦しく、今すぐ死にたいくらいに落ち込んで、受かった時は服も荷物も全部なくしても余裕でお釣りがくるほど最高に嬉しい。 収録やライブで面白いことが言えなかった時は再生中のAVを何度も中断しては自分が面白いことを言えなかったシーンを思い出し、面白いことを言えた日は帰り道で誰にも聞こえないように今日言った面白いことを1人で言い返してみたりする。 俺以外の芸人も全員これをやっていると思うと、それだけで芸人は全員家族のように愛おしい。先輩は親のように尊敬し、後輩は子供のように全員いい子やと信じたくなる。 あまり喋ったことがない方でも、訃報が届いた数時間はボ
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