このNPRの番組を聴いていてうなってしまった。 アメリカでは、いわゆるプロフェッショナルの家庭で育った子供と貧しい家庭で育った子供の学力の差は歴然とある。そのギャップを埋めることが目的で始まった、10年以上にわたる研究結果によると... プロフェッショナルの家庭では、一日あたり子供が耳にする単語数は2,100に対し、貧しい家庭の子供が耳にする単語数は600。子供が4歳に達する頃には、その数は48百万語対13百万語の差になる。この研究によれば、、幼児の頃にどんな言葉にふれたか、というより、どれだけ多くの言葉にふれたかが、それ以降の学力の差になって表れるのだという。 三つ子の魂百までとは、よく言ったものだ。この研究を待つまでもなく、昔の人は、小さい頃の教育や躾がどれだけ大切か、十分知っていたのだろう。