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ブックマーク / aspara.asahi.com (2)

  • aサロン 科学面にようこそ 不死細胞HeLa(ヒーラ) だれのもの

    大阪科学医療グループ・香取啓介 「HeLa(ヒーラ)」という名前の細胞を知っていますか? 人工的に培養され、無限に増える能力を持つヒトの細胞だ。誕生からちょうど60年。世界中で培養され、病気や薬、細胞のメカニズムなどあらゆる研究に使われてきた。しかし、HeLaの物語は、科学に大きな課題を突きつけている。 ◇世界での貢献 遺族は20年余知らず 大阪府茨木市、医薬基盤研究所の細胞バンク。タンクのふたを開けると、マイナス196度の液体窒素の煙の中から金属のタワーが現れた。そのラック一つに80ずつのガラス製アンプルが納められている。 「これ1に100万個のヒトの細胞がはいっています」。小原有弘研究員が説明した。収集した細胞を培養してストックし、国内外の大学や研究機関、製薬会社などに有償で提供している。年間約3500。 ヒト細胞の培養は現在、世界で当たり前のように行われているが、出発点はひとり

    hrmoon
    hrmoon 2011/01/12
    HeLa細胞の物語.医療の進歩に貢献した細胞の提供者は,現代医学の恩恵にあずかることができなかった.
  • aサロン_科学面にようこそ_DNAもとに植物の新しい仲間分け

    DNAもとに植物の新しい仲間分け  [10/03/02] 東京科学医療グループ・米山正寛 DNA情報をもとにした植物の新しい分類体系が広まってきた。花や葉などの形をもとに分類する従来の考え方を大きく改めるもので、類縁関係は遠いのに外形が似ている「他人の空似」を避けられる利点がある。一方で、鮮やかな紅葉で親しまれる「カエデ科」のような科名が消えてしまう変更に、とまどいの声も聞かれる。植物の新しい分類の世界とは。 ◇避けられる「他人の空似」 生きものの分類は、カール・フォン・リンネ(1707~1778)にさかのぼる。リンネが記した「自然の体系」(1735)で学問的な形が整えられ、生物を、属、科といった階層構造の中に位置づけるしくみが生まれた。 チャールズ・ダーウィン(1809~1882)が進化論を発表してからは、分類に生物進化の歴史を反映させ、類縁関係をもとにした系統分類をめざす考えが定着。近

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