第101回看護師国家試験が19日、全国11都道府県23会場で行われ、約5万4000人が受験した。合格発表は3月26日。午後の試験中に関東地方で地震があり、東京会場の一部で、数分間の中断があったが、続行された。 東京の試験会場は6か所。その一つの大正大(豊島区)では、約2300人が受験。試験が終了した同日夕、受験生たちは会場を出るとすぐに、一緒に受験した同級生らと解答を確認したり、記念撮影したりする光景が見られた。 山梨県の病院に准看護師として勤務しながら、看護師を目指す男性(28)は「地震で2、3分中断したが、その後、すぐに始まった。午前の問題は易しかったが、午後は難しかった」と話した。試験問題に関しては、午前中の必修が易しかったとの声が多く聞かれた。准看護師として約20年のキャリアがあるという女性(41)は、「認定看護師になろうと思って今回、初めて受験したが、わたしにとっては午後の問題