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ブックマーク / takekuma.cocolog-nifty.com (12)

  • マンガ原稿紛失とその賠償額について: たけくまメモ

    ↑魔法なんて信じない。でも君は信じる。 () えー、これは珍しいですよ。どう珍しいかと言いますと、マンガ家が入稿前の生原稿を編集者に紛失され、その顛末をマンガにして出版したという、たぶんマンガ史上初めてのだからです。 俺がくどくど説明するよりも、アマゾンに掲載されてある担当編集者(このの)が書いた内容解説を添付したほうがてっとり早いと思います。 【内容紹介】 描き下ろしマンガ原稿が、出版前に67ページまるまる紛失!! この史上最大規模の原稿紛失事件の当事者が、顛末そのものをマンガ化!!!!! さらに気鋭の批評家・大谷能生氏による論考も併せて、この事件から見えてきた「マンガ」というメディアの質に迫る!!!! ●マンガはどのような要素によって描かれているのか? ●コピーされることによって広まる/力を得る作品の特徴 ●20世紀のポピュラー文化の再考と、そのなかに位置づけられるものと

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    htktyo 2009/11/01
  • 本日、教授就任式: たけくまメモ

    日は京都精華大学の入学式でしたが、その前に教職員の就任式があり、マンガ学部教授の辞令が交付されましたので、ご報告いたします。正教授に就任することは以前から決まっていたのですが、辞令交付まではそれ以前に一度内定していた特任教授なのか、正教授なのかはわざとぼかして書いていました。正式には教授ということですので、よろしくお願いします。 この歳になって、俺みたいなのが教授職で正規雇用されるというのも驚きですが、なったからには精一杯頑張る所存です。と書こうと思ったら、なんと昔から仲間だった伊藤剛氏も東京工芸大准教授になったことを自分のブログで書いていました。だいたいどこの大学も入学式とセットで4月1日にやることになってるんだな。エイプリル・フールと間違われないかしら。 http://d.hatena.ne.jp/goito-mineral/20090401/1238547642 ↑伊藤剛「東京工芸

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    htktyo 2009/04/02
    へー
  • マンガとアニメーションの間に(4-1): たけくまメモ

    ■京都精華大学連続講義レジュメ 第四回「マンガ版『ナウシカ』はなぜ読みづらいのか?」(1) 講師 竹熊健太郎 【A】手塚治虫と宮崎駿の複雑な関係 ●手塚の死去(1989年)に際して、様々な雑誌で追悼特集が組まれ、多くの識者が追悼文を寄せていたが、ひとり宮崎駿は、手塚のマンガ家としての功績を十分に認めながらもアニメ分野における手塚の活動を痛烈に批判して世間を唖然とさせた。 →「だけどアニメーションに関しては───これだけはぼくが言う権利と幾ばくかの義務があると思うのでいいますが───これまで手塚さんが喋ってきたこととか主張してきたことというのは、みんな間違いです」(手塚治虫に「神の手」をみた時、ぼくは彼と訣別した」宮崎駿 comicbox 1989.5月号) →宮崎は、手塚がアニメ作家としては「素人芸」であり「下手の横好き」であって、にもかかわらずマンガ家としての名声をバックにアニメ会社を作

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    htktyo 2008/11/01
    あとで
  • たけくまメモ : マンガ界崩壊を止めるためには(1)

    マンガ家・雷句誠氏が6日に小学館を提訴してから3日が経過しました。その間、この問題はネット中を駆け回り、今さら何かを書こうにもすっかり出遅れた感じになってしまいました。もちろん俺も何か書こうとは思っていたのですが、この件に関しては、現時点では雷句氏側の見解(訴状と陳述書)しか公になっていないので、なんとも言えなかったというのが正直なところです。 http://88552772.at.webry.info/200806/article_2.html ↑雷句誠の今日このごろ。「(株)小学館を提訴」 新聞報道を読んでも、雷句誠氏が小学館に原稿を紛失されて損害賠償を提訴したという事実関係以外は、まだ何も書かれていません。小学館としては「訴状が届いていないのでコメントできない」の一点張りで、問題が公になったのは金曜日でしたから、訴状が届かないのは仕方がないです。それで、明けて月曜夕方になるまで様子を

  • 今夜「ヱヴァ」ラジオ: たけくまメモ

    昨日収録した、宮台真司さんと俺の「ヱヴァ対談」が、今日の深夜1時40分からTBSラジオで放送されます。 http://www.tbsradio.jp/life/2007/08/post_24.html http://www.tbs.co.jp/radio/present/0902_sun.html 実は収録前に別件で東浩紀氏と会っていたんですが、東くんは「僕は今度のヱヴァ、見たくありません」と言ってたんですよ。10年前にあれほど入れ込んだ作品だけに、いい思い出を壊されたくないという不安心理が働いたのでしょう。 その気持ちはわかります。「庵野監督が新会社を作って、ヱヴァの新作を作っている」と聞いたとき、一瞬「大人の事情か?」という疑念が頭をよぎりましたもの。会社を立ち上げて第一回の作品ですから外すことはできないですよ。確実に当たる作品といえば、庵野監督には今のところエヴァしかないわけで。でも

  • 猪木には気をつけろ!: たけくまメモ

    あ。そういえばまだこのことを書いてなかったな。またもや病気ネタで恐縮ですけども、俺、後頭部の頭蓋骨が2枚ないんですよ。 開頭手術したって書いたじゃないですか。それは後頭部の首の付け根のところの前頭骨を2枚外して手術したんです。それでお医者さん、骨を元に戻さずに、そのまま縫合しちゃったそうなんです。 いや、忘れたとかいうんじゃないですよ。医者がいうには、その部分の骨はもともと「いらない」んだそうです。後頭部の首と前頭骨の境界のあたりには、分厚い筋肉の層があるんだそうで、それが骨のかわりに脳みそを守ってくれるんですと。理屈ではそうなんでしょうが、最初聞いたときはギョッとしましたがね。 で、頭の骨が欠損したままリハビリライフを送っていますが、傷が完全に塞がった今となっては、なるほど、別に問題なさそうですよ。お医者さんがいうには「局所的に特別の力が加わらない限りは、一生そのままで問題ないでしょう」

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    htktyo 2007/02/13
  • あれが“死”か。(1): たけくまメモ

    ブログにも既に何度か書いたが、昨年12月19日、俺は2度目の脳梗塞発作を起こして死にかけた。医者や親父の話を聞くと、脳出血も起こしていて当に死の一歩手前まで行ったようなのだが、残念なことに俺はまったく覚えていない。麻酔でぐっすり眠っていたからである。 だから、死の淵をかいま見た人の多くが体験するという、いわゆる「臨死体験」も経験しなかった。もしかすると経験したのかもしれないが、全然覚えていない。勿体ないことである。立花隆の『臨死体験』その他類書をひもとくなら、臨死体験のパターンは世界中でおおむね決まっていて、暗黒の世界にある暗く狭い穴にグングン引き込まれていくと、突然視界が開けて光に満たされた広大な空間があらわれるのだという。人によってはそこは草原であったり花畑であったりするそうだが、なぜか前方に川が流れていて、向こう岸に死んだはずの肉親などが立っていてこっちに向かって手を振っている。そ

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    htktyo 2007/02/08
    親父は頭が痛かったと言っていたな。
  • 【発表】来春『サルまん』新連載: たけくまメモ

    さっき帰りました。当の打ち合わせは来週なんですが、とりあえず今日も小学館まで行って、担当者と話してきました。と、いうことで、もう薄々おわかりの人もいたと思いますが『サルまん』を来春から新連載します。掲載誌は「IKKI」で、断定はできませんが、たぶん4月号か、5月号から始めることになると思います。 実は今日の段階で発表できるのはここまでです。「なんだあ」とガッカリする人がいるかもしれないので、チョッピリ補足しますと、今度やる『サルまん』は、おそらく過去最大のスケールになります(月刊ですが)。ページ数ではなく、ネタ的にです。ただし、当にそれが可能なのかどうか、相原君、編集部ともども、よく相談しなければなりません。そんなわけで今はすべてをお話しできません。詳しい発表は後日になると思います。それまで、皆さんで想像を巡らせてください。 この夏に出た『サルまん愛蔵版』は、お陰様で小学館の想定以上に

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    htktyo 2006/11/16
  • 俺的によかった音楽: たけくまメモ

    「第一回・頭のおかしい音楽祭」に沢山のご応募、ありがとうございました。どれがベストというわけではないのですが、俺的によかったPVをピックアップしたいと思います。これ以外にも面白い音楽ビデオがありましたらご紹介ください。意外と好評企画になりましたので、今後は月に一回くらい開催したいですね。 他にもたくさんありましたが、以下が今回、俺的に「グットきた」ビデオたちです。おそらくもっとあると思いますので、皆で教えあいましょう。 http://www.youtube.com/watch?v=FVjDNcqpioM http://www.youtube.com/watch?v=06Qm-Z5OsHw http://www.youtube.com/watch?v=XQgLO86V4aE http://www.youtube.com/watch?v=-gTX2Y4C99s http://www.youtu

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    htktyo 2006/11/05
  • 斉藤舞子さんは凄かった(その2): たけくまメモ

    ←いつも明るい斉藤舞子アナ(フジテレビ公式サイトより) てなわけで、フジテレビ斉藤舞子アナウンサーと俺の、楽しいトーク第二弾ですよ~! http://www.fujitv.co.jp/ana/BB/index.html ↑これの第二回をクリック! これまで俺も、いろんな人にインタビューしたり、されたりしましたが、こんな、バカ田大学放送研究会からインタビューされたような体験は初めてです。このコーナー、2月にアップされた第一回のゲストがみうらじゅんさんだったそうなんですが、舞子アナ、トークがはじまってから30分くらいのあいだ みうらじゅんと假屋崎省吾を間違えて いたそうで、さすがのみうらさんも二の句が告げなかったとか。それ、見たいんですけど、なぜか削除されちゃってるんですよね。プロデューサーさん、ぜひ復活させてください! それはそれとして、視聴者の中には「どうせ台があるんでしょ」と疑っている

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    htktyo 2006/09/26
    気になりまくり
  • 【猿漫】『サルまん』製作快調!?: たけくまメモ

    『サルまん』の製作進行状況ですが、現在までのところは一応順調に推移しております。とはいえスケジュールを確認したら締め切りまであと1週間ちょいしかなくガクゼンとしてしまいました。 ●名称 『サルまん サルでも描けるまんが教室 21世紀愛蔵版』(全2巻) ●題字 平田弘史 ●判型 A5判ソフトカバー箱入り(結局A5になりましたが、箱入りで愛蔵感を出す一方、ソフトカバーで読みやすさも追求しました。) ●定価 各1600円(やや高いですが紙質とボリュームは過去最高ですのでお許しください。非常にいい紙を使いましたのでツブレもなく印刷できるはずです。ただしの厚みが前より薄くなったのは驚きましたが。でも2冊で46ページも増えてるんですよ) ●発売 8月28日 ●今回新たに収録する作品 ▲「サルでもバンドやろうぜ!」 竹熊と相原と相原の兄貴がバンドを組んで「イカすバンド天国」に出演したときのドキュメント

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    htktyo 2006/07/25
    下巻の帯の文句で,大喜利状態.「巧であります」でどうかな.
  • 【文春】Google(暗黒?)特集: たけくまメモ

    ※4/23追記 来このエントリのタイトルは「【文春】Google暗黒特集」だったのですが、ちょっと僕のほうに誤解があり、記事著者の森健氏によれば「暗黒特集ではない」とのことです。直接、ご人から抗議が来たわけではありませんが、誤解が生じるといけないのでタイトルをの一部を(暗黒?)」と訂正しました。これはあくまで竹熊が取材を受けた際の個人的印象を記した、ということであります。 それで昨日「月刊文藝春秋」のGoogle関係取材を受けたのですが、なんか複数の記者であちこち取材かけてるみたいで、俺のコメントが最終的に載るかはわかりません。ですが、とにかく取材を受けましたよ。なお記事そのものは、森健さんというジャーナリストの署名原稿になるようです。 そういえばつい昨日、文春新書から『グーグル 既存のビジネスを破壊する』(佐々木俊尚)が出たばかりで、もしかしてこれのタイアップ企画? と思ったわけです

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    htktyo 2006/06/14
    あとで
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