新たな年がスタートし、新たな目標を掲げ、取り組んでいる人も多いのでは、と思う。 「目標」について考える時、「人生のプロジェクト(山﨑拓巳著/SANCTUARYBOOKS)」 の一節を思い出す。 「毎日を楽しむためには、目標までの期限を決めてしまうことだ。 期限が決まれば予定が組める。 予定が決まれば、今やるべきことが見える。 夢をかなえるまでのプロセスは単純だ。 間に合わないことがあっても、できないことはなにもない。」 さらに、著者は、こう語る。 「富士山にのぼろう、じゃあいまいすぎる。 五合目までのぼるか、頂上までのぼるか。 めざす場所によって段取りと装備が変わってくる」 自分は、何をめざしたいんだろうか。 目標を、人生を楽しむために設定しているだろうか。 あらためて自分に問いたい。 「一日一話 読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書(藤尾秀昭著/致知出版社)」に、料理評論家の山本益博