スペイン中部にあるシウダーレアル中央空港の貨物ターミナル(2015年7月21日撮影)。(c)AFP/JAVIER SORIANO 【4月16日 AFP】スペイン・バブル期の象徴とされながら「ゴースト(幽霊)空港」と化し競売に掛けられていたシウダーレアル(Ciudad Real)空港が5600万ユーロ(約69億円)で売却された。スペイン司法当局が15日、明らかにした。 一時は建設・不動産ブームに沸いたスペインだが、7年前にバブルがはじけ、シウダーレアル中央空港にもそのあおりがおよんだ。 同空港は、首都マドリード(Madrid)のバラハス(Barajas)国際空港を補完する役割を担うとの触れ込みで工費約10億ユーロ(約1227億円)をかけてマドリードの南方約240キロに建設された。開港は2008年。年間250万人の利用客を当て込んでいたが、就航便数が伸びず、2010年に倒産。2012年にあえな