(写真)ナヌムの家設立21周年と、日本軍「慰安婦」歴史館開設15周年の記念式典であいさつする笠井氏(右端)=10日、韓国・広州市(佐藤圭子氏撮影) 今回の訪韓では、歴史逆行の道を突き進む安倍政権への不安や懸念の声が、各界から寄せられました。同時に「日本の良心的勢力」としての日本共産党への注目と期待が集中し、また一歩、信頼が高まったと実感できました。 韓国の国会議員との意見交換では「(1965年の)国交正常化以降で最悪の日韓関係だ」「安倍政権になって、首相や閣僚、自民党政治家らの歴史の問題発言などが39回も続いている」と厳しい見方が出されました。 これにたいして私からは、「日本国民のなかには、歴史をゆがめる逆流に対する強い理性的批判の声が急速に広がっている」と伝えました。7月の参院選で、この逆流と真正面から対決した日本共産党が大きく躍進した結果を示すと、「日本国民の右傾化」と見ていた議員も「