日欧の原子炉の違い・・・・日本はコアキャッチャーの設置義務の無い国しか輸出できない。 | 夢老い人の呟き 今、原子炉に関して一番話題になっているのがコアキャッチャーという言葉だと思います。 現在のヨーロッパの最新型原子炉は、格納容器を2重にし、尚且つコアキャッチャーという物を備える構造となっています。 シビアアクシデントなどあり得ない事を前提にした福島第一原発では、メルトダウン(炉心溶融)した核燃料は、圧力容器、格納容器を突き破り、現在どこまで潜って行っているのか不明です。 そして汚染された冷却水は外部に漏れ続けています。 それに対してEPR(Europrean Pressure Reactor:欧州加圧水型炉)と呼ばれる原子炉は、以下の要件を満たすよう設計されています。 原子炉の停止後1-3年にわたって続く崩壊熱を冷ますに十分な300%の冗長性を持つ4種の独立した非常冷却用システム原子炉