NHKが海外で発信している国際放送をめぐり、高市早苗総務相は5日、国際放送でつかう言語を英語だけでなく、国連公用語にまで広げるべきだという考えを示した。朝日新聞などのインタビューに答えた。 国連公用語は英語のほか、フランス語、ロシア語、中国語、スペイン語、アラビア語がある。高市総務相は放送法上、総務相には日本の正しい情報を伝える国際放送を要請する権限があるとしたうえで、「少なくとも国連の公用語で発信していただける体制をつくっていただけるとありがたい」と話した。具体的な支援方法などは、総務省内で議論を進めるという。 靖国神社への参拝をめぐっては「今後も一人の日本人として、感謝のまことを捧げに参ります」と述べ、閣僚になっても参拝を続ける意向を明らかにした。安倍晋三首相の参拝の是非については「それは総理が判断されることだ」と語った。(志村亮)