慰安婦問題に関して、自民党の特命委員会が政府に対し「いわれなき批判に客観的な事実に基づく反論を行い誤りを正す」ことを求める提言をまとめました。正すべき文書の一つに慰安婦を強制連行された「性奴隷」と認定した1996(平成8)年の「クマラスワミ報告書」があります。この中にある「蛇の池」に慰安婦を投げ込む記述は背筋が寒くなりますが、提言も指摘するように「日本では歴史的に行われたことのない方法」であることは明白であり、まさに「荒唐無稽」です。 日本政府はいったんは報告書について「客観的資料は無視し」「事実調査に対する姿勢は甚だ不誠実」との文書を用意しました。もっともな主張ですがなぜか撤回され非公開となってしまいました。「幻の反論書」を書いた人物に真相を語ってもらいたいと思います。(編集局次長兼政治部長 有元隆志)
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