徳仁天皇の「即位礼正殿の儀」「パレード」(10月22日)へ向けて再び天皇制キャンペーンが強まろうとしています。メディアによる翼賛報道とともに、見過ごせないのは安倍政権(文科省)や保守団体による教育現場に対する「天皇奉祝」圧力の強まりです。 安倍政権は今年4月2日、徳仁天皇即位に際し、「御即位当日における祝意奉表について」なるものを閣議決定しました。そこにはこう明記されています。「1、国旗を掲揚すること。2、地方公共団体に対しても、国旗を掲揚するよう協力方を要望すること。3、地方公共団体以外の公署、学校、会社、その他一般においても、国旗を掲揚するよう協力方を要望すること」 これに基づいて、総務省は地方自治体へ、経産省は商工会議所へ、そして文科省は全国の教育委員会へ「国旗掲揚」の通達を出しました。 さらに文科省は、退位・即位直前の4月22日、「天皇陛下の御退位および皇太子殿下のご即位に際しての
欧州最大の家電見本市で長年、「主役」を張っていた韓国サムスン電子が、今年は控えめな演出に終始した。代わりに存在感を高めたのが中国勢。スマートフォンやテレビの新製品を積極的にアピールした。両製品で世界シェア首位を維持してきたサムスンの地位が揺らいでいる。 9月6日に独ベルリンで一般公開が始まった欧州最大の家電見本市「IFA」。これまで最大のブースを構え、本社幹部が派手な演出で新商品を発表して注目を浴びてきた韓国サムスン電子の存在感がかすんでいた。今年は欧州現地法人幹部が講演したくらいで、新製品の実物を持ち出すこともなかった。10年以上連続でIFAに参加している日本企業の幹部は、「事業の立て直しが急務で、さすがに今は余裕がないのではないか」と話す。 確かにサムスンの業績はさえない。2019年4~6月期の営業利益は前年同期比56%減の6兆6000億ウォン(約6000億円)。主力の半導体事業が前年
鉄道・バスや高速道路の不通で都心とのアクセスが断たれた成田空港では、約1万3300人が空港内で一夜を明かした。10日も早朝から、搭乗手続きを待つ人や便の振り替えを求める人たちが長い列を作り混雑した。 成田国際空港会社(NAA)によると、9日は出発と到着を合わせて124便が欠航。10日未明にかけて東京駅までの無料バスを出したが、出発客も合わせて多くの人が足止めされた。空港内にとどまった人たちには、水やクラッカー、寝袋が配られた。 9日午前の便でカンボジアに出発予定だった8人のグループは、同日正午過ぎに搭乗口まで進んだが「出発時刻は未定」と説明され、結局、午後6時すぎに欠航と知らされた。全員が10日の便に振り替えることができ、配られた寝袋などを使ってロビーで過ごした。長野県の男性(34)は「欠航ならもっと早く言ってほしい。今日も飛び立つまでは安心できない」と話した。 米ロサンゼルスへ向かう予定
台風15号が通り過ぎた9日朝に滑走路の運用を再開した成田空港。だが、空港への鉄道やバスのアクセスは遮断され、行き場を失った人々が空港で足止めされた。その数は最も多いときで1万7千人近く。空港で何が起きていたのか。 未明から吹き荒れた猛烈な風が収まりつつあった9日午前9時20分、マニラからのジェットスター・ジャパン機が成田空港の第3旅客ターミナルに着いた。乗客114人。この日の最初の到着客だった。 台風15号の接近に備え、航空各社はこの日、朝の到着便を定刻より3~4時間遅らせていた。空港を運営する成田国際空港会社(NAA)も、通常は午前6時の発着開始時刻を同9時に繰り下げていた。 第1便以降、アジアや欧米各…
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