東京の大田区は特別養護老人ホームに入居している12人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。区は、感染者の集団=クラスターが発生した可能性が高いとして詳しく調べています。 今月1日に、施設で30代の男性職員の感染が確認されたことを受けて、男性職員が担当するフロアの入居者など70人のPCR検査を行ったところ、3日夜、入居する50代から90代までの男女12人の感染が確認されました。 区によりますと、12人の容体は安定しているということですが発熱している4人は都内の病院に入院し、残りの8人は個室などに隔離する対応をとったということです。 区では感染者の集団=クラスターが発生している可能性が高いとして、施設の職員や入居者あわせて60人ほどのPCR検査を追加で行い、詳しく調べています。