高野連=日本高校野球連盟などは、甲子園球場で開かれる夏の全国高校野球の暑さ対策として、今後、試合を朝と夕方に分けて行う2部制を含む、新しい対策について検討を始めることを決めました。 甲子園球場で毎年8月に開かれる夏の全国高校野球では、選手の健康面などから暑さ対策が大きな課題となっています。 高野連などは27日、大会の運営委員会を開き今後、気温が上昇する日中の試合を避けるため、朝と夕方に分けて行う2部制を含む、新しいさまざまな対策について検討を始めることを決めました。 試合を行う時間や1日の試合数など、詳細については何も決めていないとしたうえで今後、問題点を整理しながら議論していきたいとしています。 大会では、これまでも休養日を増やすなどの対策がとられてきましたが、高野連などは「選手と観客にとって、大会を安全に開催するということを最優先にしなければいけないと考え、新たな対策を加える議論を始め