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あとで読むとnoteに関するhystericgrammarのブックマーク (45)

  • 夏、野外劇がアツい!|Kichi_Theatre

    突然だが、野外劇をご覧になったことはあるだろうか。 先日、新宿区にある都立戸山公園 野外演奏場跡では、注目を集める若手カンパニー・ルサンチカが太田省吾の戯曲『更地』を上演した。同園では「戸山公園演劇祭」を今年の1月から開催しており、『更地』もその一つだ。 新型コロナウイルスの流行期を過ぎ、人々の気持ちは外に向いている。 もしかしたら今、野外劇がアツいのかもしれない。 私は野外劇が好きだ。自分の日常に俳優が「侵入」し、風景がぐにゃりと歪んで世界の境界が曖昧になる。誤解を恐れずに言うと、劇場より“安全性が保障されていない感じ”がよいのだ(舞台と客席との境界が曖昧で自我に侵入されているような感じ、他人事ではいられない感じがする……と言えばなんとなく伝わりますか……?)。 野外劇と言えば何を思い浮かべるだろうか。私は何と言っても寺山修司だ。寺山氏は『ノック』や『人力飛行機ソロモン』など多くの市街劇

    夏、野外劇がアツい!|Kichi_Theatre
  • 🐜スタッフ不定期コラム🐜「スピルオーバーの実装となったのか」|BUG

    BUGのスタッフたちが仕事をするなかで気になったや、日頃思っていること、仲間がつくった展覧会のピアレビューやレポートなど、つらつらと書き連ねる不定期連載シリーズ。第3回目は花形照美さんの執筆した「スピルオーバーの実装となったのか」です! アートセンターBUGで5目となる展覧会『陸路(スピルオーバー#1)』が開催された(会期:2024年5月8日~6月16日)。インディペンデントキュレーター長谷川新氏を招聘し、アーティストデュオMES(新井健、谷川果菜絵)、非公開スペースを運営し、キュレーションも手掛ける林修平、MESの谷川が小宮りさ麻吏奈と2021年に始めたプラットフォームFAQ?の3作品を展示した。 長谷川のコメントによると、「電波漏れ」の意味を持つスピルオーバーは、来届けるはずの範囲を越境して、別の土地、地域、国家、人へと電波が届く現象を指す。行政権力や企業がどれほど労力を費やして

    🐜スタッフ不定期コラム🐜「スピルオーバーの実装となったのか」|BUG
  • 本屋、はじめまして #5 ヤンヤンー前編|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)

    屋、はじめまして」について オープンしたての独立書店の店主が、屋を開くまでのリアルなお話を綴る屋開店エッセイです。屋をやってみたいなーとぼんやり思っている人の背中を一押しできるような、そして開店準備にとりかかってもらえるような記事をお届けしていきます。前編は屋開店エッセイ、後編は一問一答&ブックレビューをお届けします。お楽しみに! JR中央線の高円寺駅から歩いて5分ほど。エトアール商店街から1外れた小さな道沿い、こぢんまりとある急な階段を登ったところに800冊ほどの書籍や作品が並ぶ店。もともと知らない方にはかなり見つけづらいところにそれはあります。そんな場所に訪れた稀有な方々には、「秘密基地みたい!」と言っていただくのと同時に、しばしば「屋さんで修業されていたんですか?」「こちらにあるは全部読まれたんですか?」と訊ねていただきます。 入口の正面突き当りには小さなギャラリー

    本屋、はじめまして #5 ヤンヤンー前編|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)
  • いちじく畑と海に、鶏マヨネーズをそえて(第一回)|文学+WEB版

    文芸批評と文学研究の雑誌『文学+』 運営「凡庸の会」、3号刊行中。 WEB版は中沢エクセルシオール忠之が運営。 連絡はbonyou.org@gmail.com 雑誌の購入はTwitterのプロフィール欄から是非! https://twitter.com/bungakuplus

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  • 無料で使える最高のAIノート『NotebookLM』使い方と活用事例|AI-Bridge Lab こば

    こんにちは!最近、ChatGPTと話しすぎてAI風の口調がうつってきたAI-Bridge Labのこばです!👋 今回の記事はGoogleのサービス『NotebookLM』(ノートブックLM)について 1.NotebookLMの概要 2.使い方 3.具体例として過去のnote記事を全部読ませた結果どうなったか この3点を分かりやすくご紹介します! 先に結論だけお伝えするとかなり実用性が高くオススメのツールです! そしてこの記事を読んで頂ければご自身での活用法が想像できるようになると思いますので、ぜひ最後まで読んで頂けますと幸いです! 1.NotebookLMの概要公式サイト:https://notebooklm.google.com/ NotebookLMは、Googleが提供する生成AIサービスで、ユーザーのメモ書きやアップロードした資料を基に情報を整理し、質問に答えることができる革新的

    無料で使える最高のAIノート『NotebookLM』使い方と活用事例|AI-Bridge Lab こば
  • 干さオレ~三軒茶屋逢瀬篇~(最終回)|文学+WEB版

    文芸批評と文学研究の雑誌『文学+』 運営「凡庸の会」、3号刊行中。 WEB版は中沢エクセルシオール忠之が運営。 連絡はbonyou.org@gmail.com 雑誌の購入はTwitterのプロフィール欄から是非! https://twitter.com/bungakuplus

    干さオレ~三軒茶屋逢瀬篇~(最終回)|文学+WEB版
  • 国会図書館デジタルコレクション個人送信サービスで読めるフランス現代思想|MasakiUeta

    人類学篇が人気だったので、たぶん求められているだろう──いや、作成者自身が求めている──フランス現代思想版をつくりました。例により作成者は専門家ではありません。またおそらく漏れているひともたくさんいます(特に1900年以前に生まれたひとは適当)。なにとぞご了承ください。 2024年6月1日 植田将暉 (6月5日更新) アンソロジーJ.デリダ ほか著 ほか『現代フランス哲学12講』,青土社,1986.10. 〔レヴィ゠ストロース、フーコー、バルトとの対話〕レーモン・ベルール 著 ほか『構造主義との対話』,日ブリタニカ,1980.2. ジャン=ルイ・ド・ランビュール 編 ほか『作家の仕事部屋』,中央公論社,1979.5. 1900年代以前の生まれガブリエル・タルド(1843–1904)タルド 著 ほか『タルドの社会学原理』,岩波書店,1923. ガブリエル・タルド 著 ほか『模倣の法則』,而

    国会図書館デジタルコレクション個人送信サービスで読めるフランス現代思想|MasakiUeta
  • 26 狂気と正気|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)

    [編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界。今回がひとまずの最終回です。 人は基動物で、動物のままなのが、イコール人間の狂気なのだと思う。 なぜ始まったのかもう誰にも説明不可能で、そしてもうどうしてもやめられない戦争というのは、ある狂気の正体なのだと思う。 燻った、動物の攻撃能としての怒りエネルギーの発散の正当化。 中島敦の『山月記』やカフカの『変身』が魂にズシンと響くのは、わかってしまうからなのだろう。 虎や巨大な昆虫は、狂気の比喩だ。 知性やセルフコントロールの放棄だ。 李徴は詩人となる夢に破れ、グレゴール・ザムザは繰り返す日常を拒否した。 動物園で動物を見てゾッとすることがあるのは、その動物が自分の前世

    26 狂気と正気|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)
  • 幻のラスポテトを探れ!!|ダリッタ

    みなさんにとっての「思い出の味」ってなんですか? 昔よくべていたものとひとくちにいっても、再現可能なものもあればそうじゃないものもありますよね。例えば、死んだ婆ちゃんが作ってくれた佃煮や、閉店してしまった定屋の定なんかはもうべられないけど、子供の頃にべていたポケモンパン(いちご蒸しケーキ)やフルーツの森は今でもまあまあ容易く手に入る。今でもべられるものと、今ではべられないものがあるわけです。 わたしにとってそんな思い出の味の一つであるのが「ラスポテト」だ。 今でもべられないこともないが、提供している場所はとても少なく、希少な存在、ノスタルジック・フライドポテトとなっている。 今日はその幻のラスポテトを追い求める一人の女の物語、ラスポテト奇譚を記していきたいとおもう。

    幻のラスポテトを探れ!!|ダリッタ
  • 第4回 「今年は服が来る」|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)

    [編集部からの連載ご案内] アーティストなのかパフォーマーなのか、芸人なのか構成作家なのか、グッズ業者なのかSNS界のマルジェラなのか、一言ではくくれない(SNS界なのに)ぼく脳さんの文章世界!(月1回更新予定) 先日渋谷に行って確信した。服は流行っている(これマジ)。 以前何かのテレビ番組で「今年はパンが来る!」というコーナーをやっていて「来っぱなしだろ」と思ったことがあるが、去年あたりから「服」が来ている。これは間違いないだろう。 服だって来っぱなしだろ、と思ったそこのあなた。それって当に服が来ていましたか? 色が来ていただけじゃないですか? (無茶苦茶な言い分でも強気で言い切られるとそうなのかなって思いますよね)。しかしこれは突拍子もないことを言おうとして言っているわけではなく、大マジで言っているのだ。感覚の問題かな。服ってすごくないですか? 服が溢れてますよ今。 ありがたいことに

    第4回 「今年は服が来る」|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)
  • 歴ログは10周年ですがnoteに引っ越します - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    歴ログは「はてなブログ」での活動を停止します 「はてなブログ」にある「歴ログ-世界史専門ブログ」は2024年3月をもって完全に活動を停止し、noteにコンテンツを移行していきます。 また、noteでは新たな領域のコンテンツ発信を行なっていくつもりです。 歴ログの歩み 「歴ログ-世界史専門ブログ-」は、2014年8月、「はてなブログ」でスタートしました。 当時はネット上にテキストで気軽に読める世界史のサイトは数少なく、エンタメとアカデミックを混ぜたコンテンツには需要があるのではという狙いがありました。 マネタイズだけではなく、社会課題的な目的もあります。私は元バックパッカーなんですが、若い人が海外に関心を持たなくなって内向きになっているなと危機感を感じていました。もっと海外への関心を持ってもらいたいという思いが強くありました。それは今でも根強くあって、10年間発信を続けられた原動力の一つです

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  • 20 マドレーヌとフィナンシェ|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)

    [編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) マドレーヌは貝の形。フィナンシェは、金塊の形。 マドレーヌを見るたび、渚の音が聞こえる。 フィナンシェを見るたび、黄金の光が眩しい。 マドレーヌは、午後三時の右手のお供。 フィナンシェは、ウォール街の株価アナリストの左手のお供。 プルーストの『失われた時を求めて』の主人公が紅茶と一緒にべたのはマドレーヌ。 それをきっかけに田舎町コンブレーの全景が、遠い島国ジャポンの水中花のようにティーカップの中から広がった。 フィナンシェとは、フランス語。英語なら、ファイナンス。 マドレーヌは全卵で出来ている。 フィナンシェは卵白だけで出来ている。 だから、マ

    20 マドレーヌとフィナンシェ|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)
  • 19 耳かきと梵天|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)

    [編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 昔の耳かきの先には、梵天というものが付いていた。 子どもの頃は漢字変換できず、「ぼんてん」と音認識のみだった。 見ていると、父も母も、耳かきの際にそのぼんてんを使わない。 だからわたしは、それをタンポポの綿毛を模した飾りなのだと思い込んでいた。 中学生になって「ぼんくら」という言葉を知ると、音の似た「ぼんてん」はぼんくらの仲間、お気楽な怠け者というイメージになった。 そしてわたしは、耳かきの先に付いている「彼」を、ナマケモノの化身のように軽視した。 見ても見ないふりをし、無視した。 そのうちに、うちには梵天の付いていない耳かきが置かれるようになり

    19 耳かきと梵天|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)
  • 18 外と内|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)

    [編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 脳外が脳内と同一質量であることが、「普通の生活」なのだろう。 何を見ても驚かない。すでにお馴染みの光景だから。 その驚かなさが、安心、平和。 もちろん、日々脳外に微量のニューはある。 しかしそれは、取り込まれるべき脳の餌。 旅行に行くと、外は初めましてのニューしかない。 五感の情報量が多すぎて、脳は更なる情報流入を阻止すべく、シャットダウン(早めの就寝)。 遠くに見える厳島神社の全景を目から脳内に入れると、その圧縮情報は還元され、中で元の大きさに戻る。 するともう、目から出せない。 赤い鳥居は「中」の海に仁王立ちし、脳宇宙を守り始める。 観光客が

    18 外と内|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)
  • 「#神田グルメ」の人気タグ記事一覧|note ――つくる、つながる、とどける。

    あるお店のなめろう。大将の優しさが提供されるお料理全てに染み込んでいて、もう、それはそれは、拝みたいくらい。この一口のために仕事頑張っているんですよ、大将、ありがとうございます!

    「#神田グルメ」の人気タグ記事一覧|note ――つくる、つながる、とどける。
  • 14 なんまいだと千枚田|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)

    [編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) なんまいだと千枚田は、同じベクトルの祈りなのだと思う。 なんまいだは、南無阿弥陀仏の変形。 それを呟くのと、千枚田を眺める行為は、祈祷のカジュアル化という意味において、同じなのだと思う。 祈りって、一体どこにどんなふうに捧げればいいの? というのが、目を開けて生活している人たちの困惑だ。 目を開けていると、雑念の物質化しか見えない。 その状態で悟りを開けたら物だが、忙しい日常の中でそっちの物になってしまうと、戻れなかった場合に都合が悪い。 でも、そんな日常でも祈りコンディションに入りたい。 そんな人にうってつけなのが、なんまいだと千枚田なのだ

    14 なんまいだと千枚田|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)
  • 再録本『diablogue.』 構成とInDesignのはなし|井上のきあ

    ブログの写真はこんな感じでまとめて保存してあったんですが、テキストどうやって吸い出そうかと。いろいろやってみたんですが、ブログに付随してたPDF作成サービスは、数ヶ月分吸い出したら容量オーバーしたのであきらめて、写真が映えるものだけに限ってピックアップして、ちまちまとコピペで移植しました。コピペ先はリフロー処理にしたInDesignファイル。ここにとりあえず記事を流し込んでいきます。 とりあえずざーっと流し込んだら、300ページ超える感じだったので、そこからさらに100ページくらいにおさまるように記事を間引きました。ワードに流し込むのと同じ感じで、ページ構成のシミュレーションできるので、リフロー機能便利です。 で、そのファイルをそのまんま入稿用にできるかというと、できはするんですが、テキストや画像の位置を自由に決められないのがやりづらいので、結局またゼロから配置しなおしました。リフローでも

    再録本『diablogue.』 構成とInDesignのはなし|井上のきあ
  • Whisper、ChatGPTを活用した、テキスト入力不要な新感覚メモ日記アプリの紹介と、開発における学び|にょす

    日常生活の中で生まれた「できごと」や「思ったこと」を、楽しく記録できるメモ日記アプリを開発しました! しゃべったら、あとは丸投げして良い感じにメモを残してくれる「シャべマル」です!(笑) シャべマルの紹介具体的には、、 絵文字で見返せるメモアプリあんまりないですが、良いですよ…!音声入力でメモ内容を作成。かなり高精度な音声認識モデル(Whisper)を用いているので、想像以上にちゃんと文字起こししてくれます! 「今日あったこと」など、日記として利用するのもオススメです。1日を振り返る機会になって、それが後から振り返りできるので、あの時こんなこと考えていたなー、といった発見につながるはずです! そして個人的にここが目玉なのですが、文字起こしされたメモには、「タイトル」「絵文字アイコン」「感情アイコン」「カテゴリ」が自動で紐づきます! これ何が良いかというと、圧倒的に見返しやすくなるんですよね

    Whisper、ChatGPTを活用した、テキスト入力不要な新感覚メモ日記アプリの紹介と、開発における学び|にょす
  • 06 林檎と梨|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)

    [編集部からの連載ご案内] 白と黒、家族と仕事、貧と富、心と体……。そんな対立と選択にまみれた世にあって、「何か“と”何か」を並べてみることで開けてくる別の境地がある……かもしれない。九螺ささらさんによる、新たな散文の世界です。(月2回更新予定) 林檎と梨は、大きさと形が似ている。 5メートル向こうにあったら、それが青林檎か二十世紀梨か、区別がつかない。 しかし、べたときの別物感は、一体どうしたことだろう。 林檎は、サクサク。梨は、シャクシャク。 アイスクリームとシャーベットくらい、その歯ごたえ、舌触りが異なる。 その中身の質感のせいなのだろうか、林檎はうさぎにするのに、むしろ皮の色的にはよりうさぎに近い梨は、うさぎにしない。 いや、今日もどこかで誰かが、梨をうさぎ形に切って梨うさぎにしているのかもしれない。 しかしわたしの人生では、今のところただの一度も目撃していない。 うさぎの目が赤

    06 林檎と梨|出版社トゥーヴァージンズ(TWO VIRGINS)
  • 地方映画史研究のための方法論(4)ジェフリー・バッチェンのヴァナキュラー写真論|佐々木友輔

    鳥取の自主上映活動と地方映画史『映画愛の現在』全三部上映会 於PARA神保町2023年5月20日(土)にPARA神保町で『映画愛の現在』三部作が上映される。常設映画館が三館しかない鳥取で、見たい映画を自分たちの手で上映する活動を続ける自主上映団体・個人を訪ねたドキュメンタリー。鳥取が舞台ではあるが、どの地域に暮らす映画愛好者にも見てもらえる一般性を持った作品になっていると思う。この機会に、ぜひご覧いただきたい。 見る場所を見る——鳥取の映画文化リサーチプロジェクト2020年に『映画愛の現在』を完成させた後、自主上映活動を必要とするに至った鳥取の映画館事情についても知りたいという気持ちが強くなり、2021年に、新たなプロジェクトとして「見る場所を見る——鳥取の映画文化リサーチプロジェクト」を開始した。 新聞記事や記録写真、当時を知る人へのインタビュー等をもとにして、鳥取市内にかつてあった映画

    地方映画史研究のための方法論(4)ジェフリー・バッチェンのヴァナキュラー写真論|佐々木友輔