2016年11月に開催予定の「第8回京都ヒストリカ国際映画祭」にて、トミー・リー・ジョーンズが監督と主演を務める『ホームズマン』が日本初公開される。『ホームズマン』は、西部開拓時代が舞台となっている。登場人物の1人であるメアリーは、ネブラスカの過酷な生活で精神を病んでしまった3人の主婦を、教会の女性のもとに送り届けようとする。しかし、女性のみの旅には不安があり、共に付き添ってくれる男性が必要であった。そこで、縛り首になりかけていたジョージ・ブリッグスを助け、その代わりにアイオワへの旅に同行してもらう。 その音楽を担当したのは、マルコ・ベルトラミと、バック・サンダースであった。彼らが作り上げたのは、伝統的なオーケストラの音楽ではなかった。映画の絶望的な雰囲気を捉えるために、この映画のためだけに新たな音を作り上げていったのである。監督のトミー・リー・ジョーンズは、映画へのスコアリングをとてもシ