主要評価項目のADHD RS-IV HV総スコアを有意に改善 大日本住友製薬株式会社は1月16日、米国子会社であるサノビオン・ファーマシューティカルズ・インクが、米国注意欠如・多動症学会議(APSARD:American Professional Society of ADHD and Related Disorders)の 2017年年次総会において、注意欠如・多動症(ADHD)治療剤として米国で開発中の「dasotraline」(一般名)について、6~12歳の小児ADHD 患者を対象としたフェーズ2/3 試験(SEP360-202試験)の詳細データを公表したと発表した。 dasotralineは、サノビオン社の自社開発品で、ドパミンおよびノルエピネフリンの再取り込みを阻害する新規のDNRI。半減期は47~77時間と長く、24時間の投与間隔で持続的な治療効果が得られると期待されている。現