イリボー(アステラス製薬、主成分ラモセトロン塩酸塩)は、下痢型過敏性腸症候群という病気の治療に用いられる薬です。イリボーは、下痢型過敏性腸症候群の中でも男性に起こるものだけに用いられます。これは、イリボーの臨床試験において、男性にのみ有効性が認められたためです。前立腺肥大症など男性にしか起こらない病気以外で、男性にのみ使用が許可されているイリボーのような薬はめずらしいと思います。 スポンサーリンク 下痢型過敏性腸症候群では、腸には検査で分かるような異常は認められないにも関わらす、ほんの少しのストレスで便意が生じて、頻繁に下痢を生じます。イリボーは、腸の運動や感覚をコントロールするセロトニンという化合物の働きを抑えることで、下痢型過敏性腸症候群の症状をおさめます。 イリボーは、腸の運動や感覚をコントロールする神経の表面にある5-HT3セロトニン受容体(5-HT3受容体)というタンパク質に結合
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