SCHAFTのロボットの初号機(2013年5月撮影)。 2013年12月20〜21日に米フロリダ州で開かれた、米国防総省高等研究計画局(DARPA)主催の災害対応ロボットの競技会で、最近グーグルが買収した日本のヴェンチャー企業「SCHAFT」のチームが1位になった。SCHAFTは東京大学でロボットを研究する研究室のOBらによって、この競技会に参加するために設立された。彼らがDARPAから開発資金を得て競技会に参加し、さらにグーグルに買収された背景には、日本でのロボット開発における、大学での研究環境の維持とヴェンチャー企業の資金調達の難しさがあるようだ。 最終日の21日午後、フロリダ州マイアミ近郊の町ホームステッドのレースサーキットに設営された競技会会場で、SCHAFTは全8種目のうち最後の、はしごを上る競技に臨んだ。最高気温27度、強い日差しが降り注ぐ青空の下、多くの観客と関係者が見守るな
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