ヨハネ・パウロ2世、聖人へ=二つ目の「奇跡」認定−バチカン ヨハネ・パウロ2世、聖人へ=二つ目の「奇跡」認定−バチカン 【ジュネーブ時事】世界中で親しまれた故ローマ法王ヨハネ・パウロ2世(在位1978年10月〜2005年4月)がカトリックで最高位の崇敬対象である「聖人」になることが2日、確実になった。聖人になる条件である二つ目の「奇跡」が認められた。イタリアのANSA通信が報じた。 正式認定にはフランシスコ現法王の承認が必要。聖人に叙する列聖式を12月にバチカン市国のサンピエトロ大聖堂で行う予定だ。05年4月に84歳で死去してから約8年という異例の短期間で聖人になる。 カトリック信者が聖人になるにはバチカン(ローマ法王庁)の専門委員会で二つの奇跡が認められることが必要。ヨハネ・パウロ2世は11年に聖人の前段階である「福者」になった際、ヨハネ・パウロ2世に祈りをささげた修道女のパーキンソ