今年8月に英国で発生した暴動。ツイッターやブラックベリーなどが暴徒を組織化したとして糾弾されたのが記憶に新しいところですが(参考記事1・参考記事2)、実際のところ、こうしたテクノロジーがどこまで影響を及ぼしたのか。興味深い調査結果が発表されています: ■ Social media ‘not to blame’ for inciting rioters (JISC) 英国の大学関係者によって組織された"Joint Information Systems Committee (JISC)"という調査団体が発表したもの。調査はツイッターに限定されたものですが、彼らは暴動中に投稿された240万件(後述のGuardian紙記事では260万件)のツイートを収集し、内容を分析。その結果、政治家たちが声高に主張したような「ツイッターが暴動を扇動している」といった状況は見られず、逆に「暴動で汚れた街を掃除し