ロシアはウクライナ国境に10万人規模の兵士を集めているとされ、欧米諸国が警戒感を強めている。主要7カ国(G7)外相らは、ロシアに対し、「ウクライナに侵攻すれば甚大な結果と厳しい代償を招く」と警告する共同声明を採択した。今、ウクライナで何が起きているのか?ロシアはなぜ10万人規模の兵士を配備しているのか?12月17日放送の「くにまるジャパン極」(文化放送)で、元外交官で作家の佐藤優氏が解説した。 野村邦丸アナ「非常に緊張しているウクライナ国境です。ここにロシア軍の軍事用の車両が配備されているということですが、日本にいると遠い話に感じますが、佐藤さんが何度も言われているのが戦争の火種はあちらこちらにまだあるということ。今回のEU、ウクライナ対ロシアはどうなんですか?」 佐藤「この問題、日本から見るとなんかロシアが突然10万人も集めてとんでもないとなるわけですが、ロシアにはロシアの理屈があるわけ