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ブックマーク / book.asahi.com (6)

  • 新時代の「道徳の教科書」 千葉雅也  ――鳥羽和久著『君は君の人生の主役になれ』書評|じんぶん堂

    記事:筑摩書房 先生・友達・家族、そして、勉強・恋愛お金…。いま悩める十代に必要なのは、君自身が紡ぐ哲学だ。 書籍情報はこちら 書の元になるウェブ連載を読んでいて、特に僕が反応したのは、LGBTの社会的包摂に関する生徒会の話し合いの場面であり、僕はツイッターでそれを紹介したのだった。このあと述べるが、そこでは、当事者のサイドにおいては一部認識されているものの、マジョリティの支援者の立場では見落とされがちな問題が、生き生きとした対話形式で示されていた。 今回こうして、様々なトピックに糸が通され、質的に困難であり、苛烈でもある鳥羽さんの思考が、多くの人に届くだろう言葉でまとめられたことをお祝いしたい。 難しいことを、わかりやすく伝えなければならない。その今日的試みに新たな一冊が加わった。書は、今読まれるべき新時代の「道徳の教科書」だ。 「生きる」というこの総合的事態について、リスクを冒

    新時代の「道徳の教科書」 千葉雅也  ――鳥羽和久著『君は君の人生の主役になれ』書評|じんぶん堂
  • 「ヤクザ・チルドレン」書評 家庭に居場所なし 地域も過酷|好書好日

    「ヤクザ・チルドレン」 [著]石井光太 暴力団の構成員(ヤクザ)にも家族がおり、子どもがいる。考えてみれば当たり前のことだが、その当たり前について私たちが知る機会は、ごく少ない。 著者によれば、日は「バブル崩壊後の約三十年で構成員を三分の一にまで減らすのに成功した」という。法律や条例の制定による暴力組織の弱体化自体は、決して悪いことではない。しかし、これには続きがある。 「構成員を締め付ければ、その周りにいる家族をも苦しめる。実は、一つひとつの家庭に光を当てると、その皺寄(しわよ)せがもっとも弱い立場の子供にいっているのがわかる」。ヤクザを厳しく取り締まることと、その子どもを手厚く保護することは来セットであるべきだが、そうはなっていないのだ。 両親の離婚や逮捕によって家族がバラバラなのは、もはや当たり前。逮捕を恐れて、福祉にも繫(つな)がれない。家庭に居場所がないからと、地域の不良や暴

    「ヤクザ・チルドレン」書評 家庭に居場所なし 地域も過酷|好書好日
  • 「頑張らなきゃ」は日本のローカルルールに過ぎない 「京大卒・元ニート」のブロガー・phaさんの生き方|好書好日

    文:加賀直樹、写真:斉藤順子 pha(ファ)ブロガー、作家 1978年、大阪府生まれ。京都大学総合人間学部を24歳で卒業し、25歳で就職。28歳のときにインターネットとプログラミングに出合った衝撃で会社を辞める。以来、毎日ふらふらしながら暮らしている。シェアハウス「ギークハウスプロジェクト」発起人。著書に『ニートの歩き方 お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法』(技術評論社)、『持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない』(幻冬舎文庫)、『ひきこもらない』(幻冬舎)、『しないことリスト』(大和書房)などがある。現在、東京都内に在住。 昔から、人との会話というものが全然わからなかった。 何を話したらいいのか全く見当がつかない。いい年になった今ではわからないなりにその場をしのぐ術をいろいろ覚えたのである程度取り繕えるようになったけれど、十代や二十代前半の頃は

    「頑張らなきゃ」は日本のローカルルールに過ぎない 「京大卒・元ニート」のブロガー・phaさんの生き方|好書好日
    ichbin
    ichbin 2019/09/06
    「特に何もしないけれど人が集まっていて、何となく楽しい、みたいなもの」。ヒロシキャンプもそんな感じやな。
  • 世界の不可解、直視する勇気 ジョン・エリス・マクタガート「時間の非実在性」|好書好日

    大澤真幸が読む 時間は、哲学の中心テーマである。20世紀の初頭に書かれたマクタガートのこの論文は、時間の哲学の古典中の古典。訳者永井均が文より長い注釈を付けた邦訳版も2月に出た。 マクタガートは、書で三つのことを述べている。第一に、出来事を時間の上に位置づける仕方は二種類ある。「より前、より後」と「過去、現在、未来」。後者がA系列、前者がB系列と呼ばれる。「7月8日が先で、9日は次の日」はB、「昨日は8日、今日は9日、明日は10日」はA。 第二に、時間にとってより大事なのはA系列である。この主張に反対する哲学者もいるが、私はマクタガートに賛成だ。カレンダーを見るとよい。日付の順番(B)がすぐに目に入るが、最も気になることは「今日は何日か」(A)ではないか。 以上を前提に、マクタガートが導きだした第三の論点が度肝を抜く。時間にとってA系列が不可欠なら、時間は実在しない、というのだ。「どう

    世界の不可解、直視する勇気 ジョン・エリス・マクタガート「時間の非実在性」|好書好日
    ichbin
    ichbin 2017/07/31
    前に読もうと思ったが一旦挫折した。 「普通、知性は理解力だと思われているが、そうではない。知性が与えてくれるのは、世界の不可解さを直視する勇気である。」:かっこいいね。#本
  • 書評・最新書評 : 哲学しててもいいですか?―文系学部不要論へのささやかな反論 [著]三谷尚澄 - 野矢茂樹(東京大学教授・哲学) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ■押しつけの鋳型を問い直す 哲学教育が大学から追いやられようとしている。私も哲学の教師として、困ったことだと思っている。だがその「困った」は、タコツボでぬくぬくしていたら出て行けと言われてうろたえているタコのような「困った」かもしれない。私は書を読んで、そんな自分をちょっと恥じた。書がつきつける「困った」は、そんなタコのため息とはほど遠いものである。 文科省は、とりわけ人文系の学部に対して、これを学べばどういう職業的技能が身につくのかを明確にせよと求めてくる。それがはっきりしない学部は、より社会的要請の高い分野に転換しろと言うのである。 文科省は学生を鋳型にはめようとしている。そしてあなたの学部ではどんな鋳型を提供しているのですか、と問うてくる。他方、哲学は鋳型そのものを考え直し、論じようとする。自分たちがなじんだ考え方に新たな光を当て、他の考え方の可能性を探ろうとする。だから哲学は学

    書評・最新書評 : 哲学しててもいいですか?―文系学部不要論へのささやかな反論 [著]三谷尚澄 - 野矢茂樹(東京大学教授・哲学) | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    ichbin
    ichbin 2017/06/19
  • コラム別に読む : 和田ラヂヲの嫁に来ないか?(南信長さんのコミック教養講座) - 南信長 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ichbin
    ichbin 2017/01/30
    漫画解説者による『嫁に来ないか?』の書評を見つけた。 聴くラヂヲの「一言で笑わせろ」も俳句っぽいところがあるなと思う。  #聴くラヂヲ
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