学問と知識人, ネット社会と市民今回の記事では、ネット上で今問題となっている問題について、僕の見解を述べた後、この問題の裏側に隠された「知識(人)」あるいは学問というものの抱える問題を提示します。そして次の記事では、その問題を解決するオルタナティブなシステムについて。そして実はそのようなシステムが、今回東氏がそもそも問題にしていた「知識人の没落」問題をも解決してくれるのではないか、そういったことを書きたいと思います。それではまず、東浩紀問題、または歴史修正主義問題について思ったことを書きます。最初からすれ違ってた、あるいは、すり替えられていたはてなのみなさん、初めまして。天原誠と申します。まー実は初めましてじゃなくて、昔ちよっとはてなで日記書いてたことはあるんですけど。*1さて、今回の問題なんだけど、まず最初に問題の経緯をまとめてみます。もともとなんでいきなり今回のような問題が起きたかと言