最近、悪意あるソフトウェアの開発にオープンソース的手法が用いられるケースが増えていることが、セキュリティ企業のMcAfeeの調べで明らかになった。 McAfeeはGlobal Threat Report for 2006の中で、ソースコードやアイデアを気軽に共有しているハッカーが増えていると警告している。例えば、プログラマーが導入しやすいように、説明文や注釈文を付したソースコードなども配布されている。 McAfeeによると、この手法は、悪意の有無にかかわらず、コードを開発する上で極めて有効だという。 McAfeeはGlobal Threat Report for 2006の中で、「他の強力なツールと同様に、オープンソースは、特にセキュリティ分野において、悪意ある目的にも利用可能だ」と指摘している。 「DoomJuiceは、大量のメールを送信するタイプのワームで、MyDoomのコピーをばらま