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ブックマーク / medt00lz.s59.xrea.com (70)

  • 被弾したあとのことを考える - レジデント初期研修用資料

    1970年代前半、アメリカで新しい考えかたに基づいた攻撃機が設計されることになって、 アドバイザーとして、当時現役を引退していた、ベテランパイロットが招かれた。 実践というものをよく知っていたその人は、これから作られる航空機に対して、 「被弾しないようにするよりも、被弾したあとのことを考えよ」というアドバイスを出した。 飛行機は実際、その方針で設計されて、片翼がなくなろうが、エンジンが片方吹き飛ばされようが、 何があっても飛び続ける航空機が出来上がって、現場からの信頼を集めたその機体は、 今でも現役で活躍しているんだという。 注意書きは役に立たない 「○○の可能性があるから気をつけること」なんて、教科書にはたいてい書いてある。 ところがたぶん、たいていの場合、教科書を開くのは、「○○」をやってしまったあとだから、 慌ててページをめくった先に、「気をつけよ」なんて書かれていても、余計なお世話

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    icloud 2009/04/27
    ピエロがブランコから落ちてもネットがあれば安心、と。 どんどんよくなっていってそうだけど内容がわからない;;
  • 2009病棟ガイド - レジデント初期研修用資料

    2009病棟ガイドというものを作りました。 ある症状を持った患者さんがいて、その人に何らかの検査がすでに行われている状況で、 「次にどうすれば治癒に結びつけられるのか」の手がかりになるものを目指しています。 まだまだページ内参照も不完全で、疾患名ごとに、定評ある教科書の参照ページをくっつける作業も 残っているのですが、この3週間キーボードを叩き続けて、もうみるのも嫌になってきたので、 とりあえず暫定版を公開します。 まだLaTeX2HTML が通らないのですが、もうしばらくしたらWeb 版を公開できると思います。

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    icloud 2009/03/28
    金払ってないのに閲覧できる。課金システムが落ちているに違いない。
  • ユーザーは狭く見る - レジデント初期研修用資料

    Google の新しいブラウザ 「Chrome 」を使った感想。 Chrome は速く感じる 今まで使っていて、なんの不便も感じていなかった Sleipnir が、どうにも調子が悪い。恐らくは中で動いているIE8 の問題なんだろうけれど、 blog の更新だとか、コメント欄の管理だとか、エラーが頻発する。 いい機会なので、常用するブラウザを、Google Chrome に変更したんだけれど、これはたしかに速く感じる。 自分には、技術的なことは何一つ分からないし、普段見ているページのほとんどは、 文字しかないようなページばっかりだから、ブラウザの当の速さ、 内部処理の速さだとか、実装のすばらしさだとか、そういうのは全然分からないんだけれど、 素人がちょっとさわってもびっくりするぐらい、Chrome は速く「感じる」。 このブラウザは、ユーザーへの「速さの見せかた」に、気を遣ってデザインされ

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    icloud 2009/02/28
    すごく大事なこと。あとでコメントさせてもらうためのメモ:プロトコル-認知-エネルギーと疲れ-認知リソース-知覚されるX-パラメーター-スフィア-エクスペリエンス/おもてなし-Lazy Loading-TSA-錯覚-神輿-ああ字数が
  • 才能がなかった - レジデント初期研修用資料

    昔話。 研修医の頃 「研究」と「臨床」と、自分たちの頃は、医学部の卒業生がとるべき進路は 真っ二つに分かれていて、自分は臨床で名を上げたくて、そっちを選んだ。 忙しくて、厳しい研修をさせることで有名な病院に入って、バタバタと走り回って、何とか走り切れた。 走れたことで自信ついて、自信あったから、大学医局に入った。 新しい環境に慣れるのには相当に時間がかかったのだけれど、大学でも、 それなりに居場所ができて、そこは居心地がよかった。今から思うと勘違いだったんだけれど、 居心地よかったから、自分はきっと、そこそこすごいんだろうなと思ってた。 地方会に症例発表をする機会があって、田舎の大学は駅から遠いから、 駅までの道のりを、下級生の車で送ってもらった。 下級生は上級生を持ち上げることが義務づけられているから、道中の車内は、 もちろん自分の大自慢大会になって、下級生は「わぁすごいですねぇ先生」な

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    icloud 2009/02/26
  • 見える場所に価値が宿る - レジデント初期研修用資料

    たとえば10億円ぐらいするCTスキャンの機械は、カバーを外すと、 そのへんのホームセンターで売られているようなアルミのアングル材で組まれていて、 基板もむき出しで、美しさだとか、精密さみたいな感覚とは遠い。素人である自分たちが、 ユーザーとして「中身」を見ても、CTスキャンには、あんまり価値があるように見えない。 フェラーリの車についている「跳ね馬」の紋章には、けっこうお金がかかっているらしい。 紋章はその代わり、けっこういい加減な固定をされていたり、ボディーを外したフェラーリは、 内部の配線だとか、エンジンやトランスミッションの構造だとか、必ずしも工学的に 突き詰められているわけではないらしい。 素人は「中身」を重視する 以前に「家を一軒自作しました」という日記を読んだことがある。公務員の人が、 材木を削り出すところから初めて、在来工法で、2階建ての我が家を一人で作るお話。 素人が人生

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    icloud 2009/02/23
  • 家族会議のこと - レジデント初期研修用資料

    母のことは家族が一番よく分かっています。だんだん難しくなることは承知していますが、 できる間は、家族の力で面倒を見たいと思います。 脳梗塞で入院した患者さん。 長男の方は医療に理解がある方だった。 急性期病院には長くいられないこと、できることなら自宅でこのまま介護を続けたいこと。 方針がはっきりしている患者さんの診療は、医療者としてもやりやすい。早期の退院に向けて 治療を続けて、ソーシャルワーカーの人に手配をしてもらって。 話が順調に進んでいく中、グダグダと抵抗したのが5人兄弟の末の妹。 気が弱そうな人。他の兄弟がいるときは黙っているくせに、みんながいなくなったあとから ナースルームにやってきては、もっと長くおいてほしいだとか、もう少し元気になってからでないと 介護はできないだとか。 患者さん人には結構大きな障害が残ったものの、何とか落ち着き退院の目処がついた。 「ありがとうございまし

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    icloud 2009/02/16
    はあ・・・
  • 医師の言葉について - レジデント初期研修用資料

    Recent Entries 「病院戦術学」みたいな学問がほしい 行列に関する覚え書き ドラマ「小児救命」 道具としての読書 機関銃の社会史 証拠の時代の振る舞いかた 診断学のこと 電子カルテをネットワーク化してほしい 扇動の技術の意味 Recent Comments 「病院戦術学」みたいな学問がほしい 10/23 kochergawa 10/23 黒 10/23 medtoolz 10/23 黒 10/23 hau 10/23 忍冬 10/23 忍冬 10/22 to 行列に関する覚え書き 10/21 medtoolz 10/20 GONRYO Recent Trackbacks 弔辞の比較 10/22 Bookmarks about Xrea 行列に関する覚え書き 10/21 links for 2008-10-20... ドラマ「小児救命」 10/19 HALTANの日記

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    icloud 2009/02/16
    まあ、そうだろうなあ。
  • 魔法使いの話 - レジデント初期研修用資料

    現実世界に「魔法使い」が普通にいる社会。 世界を滅ぼすような力を想定するとパワーバランスがめちゃくちゃになるから、 腕の一振りで10人ぐらい、何の力も持ってない、「普通の人」を殺傷できる程度の力。 魔法の力は生まれつきで、基的に普通の人から生まれてくる。人数は、日国内で10万人ぐらい、 少し大きな町であれば、必ず何人かは魔法使いで、見た目は普通の人と区別がつかない。 魔法はたしかに強力だけれど、少数派。普通の人が銃を持ったり、あるいは集団で向かってくれば、やっぱり勝てない。 世界には今と同じく政府があって、利害関係と多数決が政治の流れを決める。 最初のうちは、政府はもしかしたら魔法使いの存在それ自体を認めないかもしれないけれど、 「魔法というものがある」ことが認識されたら、今度はきっと、魔法に規制をかけてくる。 魔法は銃刀法みたいな規制を受ける。一般市民に魔法を行使したら犯罪だし、それ

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    icloud 2009/02/16
    同じく。
  • コミュニケーションにおけるゲーム性 - レジデント初期研修用資料

    「ルールデザイナーまたは他プレイヤが提示したルールからプレイヤが最適解を求めようとする」 という関係が成立する時、それはゲームだと言える。 定義「ゲーム性」 - うさだBlog / ls@usada’s Workshop コミュニケーションもゲームとして記述できる ある状況の元で、適切なルールが実装されると、そこに「ゲーム」が発生する。 同じルールを引き継いでも、状況に変化があればゲームが発生しないこともあるし、 状況は変わらないのに、お互いがルールを変更していく中で、その場所にいきなり ゲームが発生する場合もある。 コミュニケーションにおいてもまた、「ゲーム性のあるコミュニケーション」が発生する場合と、 ゲームに相当する概念を伴わない、独りよがりなシグナルの投げつけあいに終わる場合とが存在する。 実世界コミュニケーションのほとんどはゲーム性を持っている コミュニケーションには「帯域」

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    icloud 2009/02/16
    ちょうどいい入門
  • 属性が事実を編集する - レジデント初期研修用資料

    ある属性が付加されたその瞬間から、その人の振る舞いは、属性により、事後的に編集される。 たとえば「高慢で冷淡」という属性を貼り付けられた人は、どれだけ丁寧に、 へりくだった振る舞いを心がけたところで、振る舞いの中から「高慢で冷淡」な部分だけを 切り出され、属性どおりの人間だと思われる。 事実として、その人がどんな振る舞いを行おうと、観測者には、属性にかなった部分だけが認識される。 自らに付加された属性を理解しない限り、漠然と丁寧な態度を心がける努力は、 実体として、その人の境遇を変えるだけの力を持ち得ない。 血液型性格仮説は正しい 血液型仮説は間違っているけれど、たとえばA 型の人というのは、 社会の中ではやっぱり「A 型っぽい」と思われる。 「A 型はまじめだけれど頑固」なんて先入観を持つ人は、A 型の人の「A 型っぽい」振る舞いに注目する。 その人がどう振る舞おうと、まじめに見える部分

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    icloud 2009/02/15
    認知コストの最小化圧力と共有による手抜きとプロトコルが絡んだ問題だと思った
  • 次元を下げて理解する - レジデント初期研修用資料

    そのまま扱うにはあやふやすぎて、どこから手をつけていいのか分からないものを理解するためには、 「それによって何ができるのか」よりも、むしろ「それによって何ができないのか」、 あるいは、「不要な機能は何ですか?」と顧客に尋ねるのが正解なんだと思う。 コミュニケーションを図示してみる 掲示板blog、電子メールみたいな、ネット世間でのコミュニケーションには 様々な道具があって、それでもまだ、足りないし、新しいやりかたが発見されていない気がする。 コミュニケーションというものは、考えかたとしてあいまいすぎて、どこから手をつけていいのか分からないところがある。 2次元の生き物が「立体」を理解できないように、こういうものを理解するためには、 理解の平面を強引に設定して、平面に投影された「影絵」として、コミュニケーションというものを 理解した方がいいのだと思う。 「コミュニケーションメディア」を構成

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    icloud 2009/02/15
    二次元平面には三次元を劣化コピーすることはできるけど、四次元は意味不明になるのとにてるかな。
  • レジデント初期研修用資料: 拳を用いた異文化コミュニケーションについて

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 医:「○○のガイドラインはおかしくありませんか?」 弁:「おかしさの言語定義を行ってください」 医:「こことここ、矛盾していませんか?」 弁:「それは立法の問題です」 医:「この判決は不合理ではありませんか?」 弁:「それは立法の問題です」 医:「なんだか話してて腹立ってきました」 弁:「ではそういう立法を行ってください」 法律畑の人達と話が噛み合わない。お互いもっと話しあいを 持つべき業界なんだろうけれど、うまくいかない。 背負った立場が違うというよりは、会話を転がすためのルールに 不備があって、最初から「ゲーム」にならないイメージ。でも何が悪いのかよく分からない。 以下、「対戦格闘ゲームを通じてコミュニケーション語った文章

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    icloud 2009/02/10
    プロトコルについて語る時にトラバ打つ
  • 「要するに」が社会を滅ぼす - レジデント初期研修用資料

    「国家の運営」みたいな複雑なものを、指導者の人が間違った単純化に走って しまうと、虐殺が起きたり、あるいは単純化の犠牲なる人が増えるんだと思った。 伝記を読んだ 「ぽる・ぽと―ある悪夢の歴史」という、カンボジアの独裁者を扱った 伝記を読んだ。ポルポトは、虐殺者などではなく、ただ単純に、 「人を生かすことに対して無能な人物」に過ぎなかったのだ、という 立ち位置の伝記。 内乱に勝って、カンボジアを支配したクメールルージュは、平等で、 不正のない社会を作り出そうと努力して、努力の結果として、多くの人が亡くなった。 革命政府と対立していた、「革命に目覚めていない」人達は、首都から 田舎へと追放されて、「革命家としての教育」を受けることになった。 飢えと労働。カンボジアに革命を起こした人達と同じ、あるいはそれ以上の 苦労を味わうことで、革命の精神に目覚めてもらうみたいな。 革命に目覚めた人が耕す畑か

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    icloud 2009/02/09
    円周率は3のときがあってもいいけど、間違っても基本を3にしてはいけない。賢い人は簡単に説明することもできるけど、説明を受ける相手はみのほどわきまえて自重したほうがいい。
  • 「絶対効かない薬」はよく売れる - レジデント初期研修用資料

    一番いいのは「必ず効く薬」だけれど、「絶対に効果のない薬」にも、たぶんそれなりの使いようがある。 効くのか効かないのかはっきりしない薬であったり、たいてい効くけれど、 時々効かない薬というのは、たとえ高い効果が期待できても、 「大事なお客さん」には怖すぎて、勧められない。 「うまい話」で失われるもの 学生の頃、中古車売買に詳しい人と知りあいになった。友達に、たまたま安い車を探している男がいたから紹介して、 なんだかいい車を安く紹介してもらえたとかで、喜ばれた。 友達友達がそれ聞いて、「自分にも紹介してくれ」なんて頼まれて、また紹介した。 今度紹介された車は、どうも気に入られなかったみたいで、「友達友達」の両親から、 うちの実家に連絡が入った。「おまえの息子は詐欺師か何かか !」なんて母親が怒鳴られて、 自分も同様に、母からえらく怒られた。 友達と、友達友達と。「うまい話」を紹介して、

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    icloud 2009/02/09
    確実を売るお話
  • 公平の対価 - レジデント初期研修用資料

    倒れてきた建物に挟まれて、身動きがとれなくなってる人にカメラが集まって、動けないその人を、ずっと取材していた。 レポーターの人は携帯電話を差し出して、その人に「今誰かと話したいですか?」なんて尋ねて、電話渡されたその人は、 どこか離れた町で出産を待っている奥さんと、「君と暮らせて幸せだった」とか、そんなことをしゃべってた。 その人はそのまま、カメラマンに助けられるわけでもなく時間は過ぎて、息も絶え絶えになった頃、 人民解放軍の救助隊がその人を助けてた。大腿部の圧迫がひどくて、恐らくは筋の挫滅がひどいんだろうな、 なんて思いながらテレビ見てたら、その人はカメラの前で亡くなった。 バックグラウンドに昔風のメロドラマみたいな音楽が流れて、レポーターの人は芝居がかった仕草で遺体をなでて、 「奥さんの出産もうすぐだと言ってたじゃないですか」とか、しゃべってた。 日の報道もいいかげんひどいと思うけれ

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    icloud 2009/02/09
    多分どこの国でもレスキューの人は同じくらい輝くんだろうな
  • 狭帯域メディアのこと - レジデント初期研修用資料

    物事に対する理解が深まったのなら、来はたぶん、考えかたを伝達するのに必要な 帯域幅が狭まっていかないといけない。 理解の深さに比例して、学ばなくてはいけないことが増えていったり、あるいはいつまでも 過去の資産を学び続けないと使えないようなメディアというのは、その分野が「エンジニアリング」と呼べるほどには 成熟していないか、あるいはその分野が「メディア」として選択した何かが、そもそも コミュニケーションを担えるだけの能力を備えていないのだと思う。 メディアとしての処方箋 慣れた医師同士が処方を交換するような状況では、 「紹介状」と「処方箋」との境界が曖昧になってくる。 病院を変わる。その患者さんの病名とか、経過とか、詳しく書いた紹介状が来る。 患者さんはたいてい、前の病院でもらっていた薬とか、処方箋なんかを一緒に持ってくる。 来はもちろん、患者さんを受ける側の医師は紹介状を読んで、その患

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    icloud 2009/02/09
    真の名
  • 貨幣がもたらす秩序 - レジデント初期研修用資料

    中国の被災地で、援助物資の横流しを行っている人がいるとか、 市民による略奪が起きたり、被災地は暴動寸前だなんて報道を見た。 「貨幣」というものは、あるいは秩序をもたらすのかもしれないなんて、ちょっと考えた。 災害現場に銀行を作る 今のやりかたは、軍隊だとか政府機関が、援助物資と一緒に現場に入って、 被害にあった人達を集めて、物資を均等に配る。政府側の人にだって限りがあるし、 被害にあった人達だって、ほしいものとか足りないものとか、みんな違うだろうから、 時間はかかるし、「配る側の公平」と、「もらう側の公平」とは、絶対に一致しない。 物資は全て「もらう」ものだから、お互い買えないし、市場がないから交換も難しい。 10人ぐらいで集まって、「うちはミルク要らないから、代わりに毛布下さい」だとか、 お互い持っているものの価値が分からないと、たぶんやりにくい。 「市場」と「銀行」は、あるいは混乱した

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    icloud 2009/02/09
    生臭さを代償にすごいことをする方法を見つけられるのって、医療従事者の強みなんだろうか。。。 どちらにしてもすごい。
  • 泥沼パターン - レジデント初期研修用資料

    叩かれて反論して、いつまで経っても議論がかみ合わないのに、 気がついたら一方的に勝利宣言されて、何だか世間では自分が「負けた」 ことにされてる。 そんな理不尽の、パターンと対処。 見える「世間」はものすごく狭い それはコメント欄であったり、ブックマークに寄せられたコメントであったり。 実際にサイトを見て下さる人は、たぶん数万人の単位でいるはずけれど、 その人達が文章を読んで、実際のところどう思っているのか、文章を書いた 側からは、「コメント」を通じることでしか、把握することができない。 自分は「こう」思われているなんて、作者の印象は、だからコメントを 残したり、ブックマークを残してくれる、ごく少数の「世間」が決める。 世間はすごく狭い。 自分がこの場所で文章を書く。たまにほめられたり、叩かれたりする。 時々「匿名ダイアリー」みたいなところでも書く。匿名だから、 いつもと同じ立ち位置で書くと

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    icloud 2009/02/09
    大事。
  • 量産型はダテじゃない - レジデント初期研修用資料

    昔から救急外来という場所が好き。怖いし疲れるし、 最近は、いろんな人から文句言われたり訴えられたり、 ろくなことが起きない場所なんだけれど、それでもやっぱり救急が好き。 リスク回避の手段を前から考えてる。リスク管理の問題さえ解決できれば、 この場所にはまだまだ、昔みたいな賑わいが戻ってくるだけの楽しさがあるはずだから。 最初の頃は、技術の向上それ自体がゴールだと思っていた。 自分なんかよりもはるかに高い技術を持った人達が、次々と刺されて現場を去っていくのを見て、 大事なのは技術じゃなくて、むしろ交渉能力なんだと思った。 交渉のやりかたとか、人質交渉人のマニュアルとか、ちょっと外れて新興宗教の洗脳手法とか、 とにかく「交渉」に関係することをあれこれ調べた。 それは多少の役に立ったけれど、当に怖い人達は、交渉というルールの枠外にいた。 「刺す」行為はそもそも引き合わない。何かの目的があって交

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    icloud 2009/02/09
    買い物の場合は「払った分相応の価値をもらえる」っていう周知のルールがあるけど、客が知らないことに関しては「魔法」を求められる余地を与えてしまう・・・だから客の一挙手一投足がどうなるかを教える。
  • 単純を達成するための複雑な道具 - レジデント初期研修用資料

    やりたかったことは当にシンプル。文章書いて発信して、 読んでもらったり、時々ほめてもらったり。できることなら研修医向けの教科書作って発表して、 Web 世界でみんなの「秘伝」を共有できたらいいな、なんて。 こんなページを始めたばかりの頃は、まだ自分のやりたいことを上手に 言語化できなかったけれど、目標にしていることはたぶん、今も昔もそんなに変わっていない。 ネットの知識もずいぶん増えて、文章を書くやりかたも少しだけ上達して、 文章発信とか、コミュニケーションとか、やりたいことはずいぶんシンプルに、 輪郭がはっきりしたものになってきた。 目標は単純になった。にもかかわらず、その「単純」を実装するために 必要な道具は、なぜだかどんどん複雑になる。 なんか間違ってる。 LaTeX の頃 研修医の頃はワードプロセッサ。「医師のパソコン」といえばマッキントッシュだった10年前、 まだパソコンは、気

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    icloud 2009/02/09
    もっと便利なアップルなの作りたい