話し手|長谷川健太(写真家) ゲスト|田中渉(日建設計。成田空港第3ターミナル設計担当) 聞き手|岩元真明、和田隆介、伊藤孝仁、川井操、辻琢磨、水谷晃啓(建築作品小委員会) 編集|中村睦美 日時:2020年9月30日@ZOOM 「決めの構図」からの脱却岩元真明|建築作品小委員会では、建築作品を実際に見学し、生の体験に基づいて批評を展開することを原則としてきました。しかし、COVID-19の状況下で実際の建築を見に行くことが難しくなりました。そこで、今回は写真家を作家として捉え、建築写真を作品として捉えて、議論を進めたいと思います。 建築写真を取り巻く状況は目まぐるしく変化しています。デジタル写真はすでに一般化しており、ドローンによる写真撮影や動画、VRを用いることも増えてきました。建築作品を発表する媒体も、雑誌や本だけではなく、ウェブメディアが重要性を増しました。長谷川健太さんはまさにウェ
![インタビュー|長谷川健太──2010年代以降の建築写真と建築作品](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/47880b12ec3d6119a720de907ef4fb2026702a69/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmiro.medium.com%2Fv2%2Fresize%3Afit%3A1200%2F1%2AR_aZfJS0NM8l2WpBmjJXqg.jpeg)