タグ

社会とアートに関するida-10のブックマーク (25)

  • カコアの歩み ――「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」―― 第一回 カコア誕生 - 松山市文化創造支援協議会

    カコアの歩み ――「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」―― 第一回 カコア誕生 徳永高志(NPO法人クオリティアンドコミュニケーションオブアーツ理事長) NPO法人クオリティアンドコミュニケーションオブアーツ(以下「カコア」という)理事長の徳永高志氏による「カコアの歩み ――「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」――」と題した寄稿を今年度4回に分けて掲載します。 カコアはNPO法人を立ち上げ、2004年から現在に至るまで、美術館や公共ホールとは異なる手法で市民が文化芸術に触れるきっかけや、ネットワークを作るなどして、松山市のアートマネジメント分野を牽引してきました。カコアがこれまでにやってきたことは松山市の文化芸術の歴史を語るうえで欠かすことのできない重要な活動です。 第1回目となる今回はカコアが誕生する前の愛媛県松山市の文化芸術に関する歴

    カコアの歩み ――「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」―― 第一回 カコア誕生 - 松山市文化創造支援協議会
    ida-10
    ida-10 2021/09/02
    カコアのあゆみ
  • 「参加型アート」「アール・ブリュット」──コミュニケーションのためのアートと、これからの美術館のかたち

    「参加型アート」「アール・ブリュット」──コミュニケーションのためのアートと、これからの美術館のかたち 芸術祭やアート・イヴェントなどにおいて、さまざまなかたちで作品に参加する「参加型アート」が注目されています。また2000年代に入り、アール・ブリュットを専門に扱う美術館が日の各地で開館しています。この2つの動向を「媒介」や「コミュニケーション」などをキーワードとして考えたいと思います。 コミュニティデザイナーとして近年は福祉分野とも関わりが深く、アール・ブリュット美術館《はじまりの美術館》(設計:竹原義二、2014)の開館にも携わっている山崎亮氏とアール・ブリュットの研究者として『アール・ブリュット アート 日』の監修もされている、東京国立近代美術館キュレーター保坂健二朗氏に話を伺いました。 保坂健二朗氏(左)、山崎亮氏(右) 3つの「参加」のかたち 山崎亮──今日はよろしくお願いし

    「参加型アート」「アール・ブリュット」──コミュニケーションのためのアートと、これからの美術館のかたち
  • のぞき穴から見る舞台、コロナ禍に新風 ソーシャルディスタンス保ち鑑賞 | 毎日新聞

    1人ずつ仕切られた部屋のドアの穴からのぞいて鑑賞する円形舞台装置。中に置かれたのは出演者が使う紙管=愛知県小牧市の小牧市公民館で2021年1月31日、佐藤良祐さん撮影 のぞき穴から見る舞台はコロナ禍の新しい芸術の形――。名古屋市のダンスカンパニー「月灯(あか)りの移動劇場」が、ソーシャルディスタンスを保ちながら鑑賞する円形舞台装置を制作し、地元愛知県の公演で話題を呼んでいる。30枚のドアを円形に配置。鑑賞者は1人ずつドアと仕切り板に囲まれた空間に座り、ドアの穴から出演者のダンスやマイムをのぞき見る。主宰するダンサー・振付家の浅井信好さん(37)は「安心して鑑賞できるニューノーマル(新常態)な舞台形式の一つとして提案したい」と話す。 合板製のドアは各縦1メートル99センチ、横90センチ。ドアスコープと新聞受けを模した二つの穴がある。浅井さんは「ドアは軽くて1枚単位にばらせるので、愛知から全国

    のぞき穴から見る舞台、コロナ禍に新風 ソーシャルディスタンス保ち鑑賞 | 毎日新聞
  • 「自由に表現したいなら自分のお金で」。その声を憲法学者はどう見るか【あいちトリエンナーレ】

    「あいちトリエンナーレ2019」は10月14日、75日間の会期を終えた。慰安婦を表現する少女像や昭和天皇を含む肖像群が燃える映像作品が展示された「表現の不自由展・その後」は、「電凸」と呼ばれる激しい抗議電話や脅迫を受け、開幕3日後から約2カ月間、中止となった。 「自由に表現したいなら、税金を使わずにやれば良い」「税金で国をおとしめるような表現をすることはけしからん」――。不自由展に反対する人たちから、そうした意見が多く聞かれた。そもそも、公のお金と、文化や芸術の関係をどう考えるべきなのか。憲法学者で、文化芸術への公的助成に詳しい横大道聡・慶応義塾大学大学院教授に聞いた。

    「自由に表現したいなら自分のお金で」。その声を憲法学者はどう見るか【あいちトリエンナーレ】
    ida-10
    ida-10 2019/10/23
    あいちトリエンナーレ 公共、芸術、アート、法
  • チームラボアイランド 学ぶ!未来の遊園地 | チームラボ 学ぶ!未来の遊園地

    ida-10
    ida-10 2017/02/01
    チームラボアイランド@愛媛 アイテムえひめ 2017年3月18日(土)〜5月7日(日)
  • アートと地方の危険な関係〜「アートフェス」はいつまで続くのか?(貞包 英之) @gendai_biz

    林立する地方アートフェスティバル ビエンナーレやトリエンナーレとしばしば呼ばれる数年ごとのアートフェスティバルが、地方や地方都市を舞台として、さかんになっている。 今秋にも、あいちトリエンナーレ、瀬戸内国際芸術祭や山形ビエンナーレ、岡山芸術交流、さいたまトリエンナーレなど数多くの開催が予定されている。 絵画や写真が美術館で展示されるだけではなく、野外インスタレーションや住民や観客の参加を求めるパフォーマンス的アートが国内外から地方や地方都市に観客を引き寄せているのである。 こうしたアートフェスティバルに対する筆者の立場をあらかじめ示しておけば、基的には喜ばしいことと思う。 少子高齢化のなかで移動が減少し、経済の沈滞がみられ、モールを除けば新たな出店もまれな地方では、これまで以上にあたらしい出来事が少ない。そのなかでアートという「何でもあり」の余白をもった活動や表現は、地方に外部につながる

    アートと地方の危険な関係〜「アートフェス」はいつまで続くのか?(貞包 英之) @gendai_biz
  • 隣人のデザイン 階段理論

    図のように「問い」と「答え」とが階段状に繰り返され、物事のレベルが上がっていくというのが理想だ。「問い」は高度を稼ぎ、「答え」は新たな足場を提供する。この図は、アートとデザインの違いを説明するために、筆者が考案したものである。「問い」はアートに、「答え」はデザインに、それぞれ対応する。 アートとは作品である。人間は作品というものを作るのである。作品には人格が宿ると考えられており、個人名が署名され、それは基的に尊重されることになっている。作品の尊重の度合いは、その国における個人の尊重の度合いに比例する。 作品は、鑑賞という行為といわばセットである。鑑賞とは向き合うことである。それはアートが提供できるものの質だ。それは世界認識の提供であり、鑑賞が成立するということは、作者と鑑賞者との間に世界観の共有がなされたということである。作品化された世界観は現実世界との乖離があり、その乖離が「問い」の

    隣人のデザイン 階段理論
  • 瀬戸内国際芸術祭で環境破壊? まとめ1

    豊島・家浦港ウォッチ @ieuraport_watch 豊島の話題:瀬戸内国際芸術祭のレストランが、事業排水を無処理で海に垂流しにするのではないかという疑惑が浮上した。浄化設備への接続工事はないもよう。島には下水設備はない。環境破壊に直結。 2010-06-05 14:08:31

    瀬戸内国際芸術祭で環境破壊? まとめ1
  • 奈良: ビジネスマンとしての奈良美智

    HARMLESS KITTY (1994 / Tomio Koyama Gallery) On the occasion of the opening of Yoshitomo Nara's new show at Yokohama Museum of Art -- 11 years after the breakthrough show there. http://www.nara2012-13.org Still hip, still selling loads. How does he do it? My thoughts below. Takashi Murakami, Blum and Poe, Fumio Nanjo, Midori Matsui, Tomio Koyama, Makoto Aida: Everybody was at the opening. Nara

  • 「OCA!大阪コミュニ ティアートアートの力を信じる」に参加しての感想 - 著作権相談員 松本竜也の日記

    2010年1月23日、大阪市浪速区久保吉にある「ヒューマインド」という会場でNPO法人ココルームhttp://www.cocoroom.org/index.html主催の「OCA!大阪コミュニティアートアートの力を信じる」というシンポジウムがありましたが、敬愛する小沢健二と谷川俊太郎の話も聴けることを知り、朝から喜び勇んで参加してきました。簡単に振り返ろうと思います。会場に着いたのは9時40分ごろ、受付開始約5分前でしたが、既に30人は越す人たちが列をつくって待っていました。Webからメールで申込んだものの、返事がなかったので、入場できるかどうか若干不安だったのですが、受付で名前を告げると登録はされていたようで、9時50分頃、すんなり会場に入ることができました。会場は、学校の体育館のような雰囲気で、受付左奥正面に舞台、白いスクリーンが垂れていて、中央に椅子が400席ほど並び、後方にはNPO

    ida-10
    ida-10 2011/12/18
    小沢健二 Skypeセッション「アートという罠:アートではなく」など
  • 小沢健二さんの「アートという罠:アートではなく」を聴いて思ったこと - 著作権相談員 松本竜也の日記

    「OCA!大阪コミュニ ティアートアートの力を信じる」に参加しての感想を先に掲載しましたが、長文になりすぎたので、小沢健二さんの講演に限定したものを、少し修正、加筆したうえで抜粋しておきます。11時10分からは、小沢健二のSkypeセッション「アートという罠:アートではなく」。この講演は、「会場のみなさんとの関係を大切にし、集中したいという、小沢さんからのご意向をうけ、企画側の判断としてネット中継をおこなわない」ことになっており、司会者の方も、録音・録画のみならず、TwitterやUstなどによる中継も控えてくださいと、再三お願いしていました。できるだけコンテクストを限定し、狭い範囲での濃密なコミュニケーション体験を重視して真意が誤解、曲解されることを恐れて立ちすくむより、様々なメディアを、多様に横断、駆使して、誤配に誤配を重ねながら、思いもかけなかった、何かとんでもない出来事、「他者」と

  • 「黄金町バザール」とは結局なんなのか | 「消えた横浜娼婦たち」の事情

    旧称:メリーさんの故郷の写真……メリーさんや横浜の裏話あれこれ、書籍販促計画など <<写真:牧小港のチャブ屋女たち。戦前撮影>> 警察庁による2005年のちょんの間一掃作戦(通称「バイバイ作戦」)。 この一連の掃討作戦により、多国籍娼婦群は一掃された。 その後<地域とアートの共存を通して街を再生する試み>として始まった黄金町バザール。 ↓ http://www.koganecho.net/koganecho_bazaar_2009/info/info01.html このムーブメントに関して評価は様々かもしれない。 近隣に住む者として、軽いジャブを打ってみたい。 以前より漠然と感じていた不満。 それを文字にすると、以下の一言に尽きると思う。 ↓ ↓ ↓ 「黄金町バザール」とは、アートに理解のある人間・関心のある人間だけを導き入れ、それ以外をやんわりと排除する運動なのではないか。 しかし必要

    「黄金町バザール」とは結局なんなのか | 「消えた横浜娼婦たち」の事情
  • ここは酷い横須賀美術館ですね

    Togetter - まとめ「美術館に税金を投入するべきか?」 http://togetter.com/li/33639 一人頭1000円の負担で横須賀市に美術館があるらしいよ よかったな横須賀市民。一回はいってやれw 一回分のタダ券配る代わりにその分増税すんのが答えかの 金持ちがいないんだから行政が面倒見るしかないよなw 個人の美術館というと例えば電鉄系に限ってみても電鉄会社の直営ではないが かつての経営者の意志も含めれば東急・東武・近鉄・阪急といろいろある しかしこれは経営者が庶民とはかけ離れた報酬や利益配分を受け また庶民とはかけ離れた教養文化をもっていて成り立つわけだ その意味では民間で勝手にやってください、というのは 社会における格差がもっとあればいいのに、と言外でいっているわけだ 地方分権の怖いところは、生活感覚で銭ゲバが始まることにある 福祉の対象とならない大多数の人たちにと

  • 連載 椹木野衣 美術と時評:2 - ART iT(アートイット)

    平成22年度の国家予算配分をめぐる、行政刷新会議による「事業仕分け」が話題となっている。いわゆるスパコンなどが「廃止」から一転、息を吹き返したように、どうやらこの会議による仕分けが最終判断ということではないらしい。が、ここで示された方向性が今後、行政の向かうひとつの大きな流れとなっていくことは避けられなかろう。もちろん、文化行政も例外ではない。 「芸術は自己責任」か? アートに直接、関わってくる部分では、11月11日に行われた文部科学省関連の仕分けがなんと言っても大きな意味を持つ。ここで対象とされたのは「文化関係(2)―芸術家の国際交流等(芸術家の国際交流、伝統文化こども教室事業、学校への芸術家派遣事業、コミュニケーション教育拠点形成事業)」で、とりわけ毎年、文化庁が行っている「新進芸術家の海外研修制度」は、欧米に比べ芸術家への助成制度がひどく乏しい日では、日国内での活動の限界を感じ、

    ida-10
    ida-10 2009/12/05
    第2回 文化行政の「事業仕分け」について
  • 渋谷駅前ホームレス排除彫刻・その後

    さきごろ発売した『現代美術場外乱闘』でも取り上げましたが、東京にかぎらず、街なかでますます目につくようになった”ホームレス排除アート”。パブリック・アートという美名のもとに、ホームレスを排除するために設置される“邪悪なアート”の実態に、あいかわらず美術メディアは目をつぶったままです。 渋谷のマークシティに向かうガード下には、「ウェーブの広場」なる珍妙なパブリック・アートがあるのを、ご存じの方も多いでしょう。マークシティ体と同様、設計は東急建設。名前は公募で決めたそうで、由来は「この街に新たなウェーヴをおこそう!」という心意気からなんですと・・・。管轄しているのは「渋谷中央街」という商店街の組合ですが、最初からこうだったのではなくて、最初は平らな広場だったのが、ホームレスが常駐しはじめたために波型にしたところ、ダンボールを何枚も敷いてホームレスがしつこく常駐! そこでイボイボ状の突起を設置

    渋谷駅前ホームレス排除彫刻・その後
  • 夏のコタツはクーラー付きで冷たい: 彦坂尚嘉の《第41次元》アート2

    1 すでにこのブログでも紹介しているように、 建築系ラジオで、コタツ問題というのが起きている。 大杉哲也と伊藤友隆という若手の二人の作品が、実物制作で、ひどかったのです。たしかにひどすぎて、私なんかは無視するだけで、相手にするべきものではありませんでした。 建築系ラジオから大事なお知らせがあります。アート・スタディーズと建築系ラジオによる越後有アートトリエンナーレの合同ツアー3日目の夜、山田幸司さんによる謝罪会見がありました。そしてある問題作をめぐり、通称「こたつ問題」の欠席裁判へ。建築系ラジオが送る「出会い系カフェ問題」以降、最大の問題作。今後のアイディアコンペのあり方の是非も含め、美術系と建築系のメンバーが混じって討議します。果たしてその行方は?(2008年8月11日、越後有津南エリアかたくりの宿にて)。 35A: 建築系ラジオ緊急謝罪会見「『こたつ問題』欠席裁判」 2 越後有ト

    夏のコタツはクーラー付きで冷たい: 彦坂尚嘉の《第41次元》アート2
    ida-10
    ida-10 2009/08/23
    「こたつ問題」について
  • 越後妻有トリエンナーレ《大地の芸術祭》とは何であったのか?──2000年代日本現代アート論:フォーカス|美術館・アート情報 artscape

    1:『越後有トリエンナーレの中の名品を求めて巡る』ツアー 今回、参加者20人で3泊4日の『越後有トリエンナーレ《大地の芸術祭》の中の名品を求めて巡るツアー』を組織して、コディネートして来ましたのでご報告したいと思います。 このツアーは建築評論家の五十嵐太郎が中心になってやっている「アートスタディーズ」という勉強会と、「建築系ラジオ」というフリー・メディア組織の共同主催のものです。そこには五十嵐太郎、山田幸司、松田達、そして三橋倫子などの建築系の人々と、彦坂尚嘉、飯田啓子、秋元珠江、田嶋奈保子、中川晋介などのアーティスト、そしてギャラリストの玉田俊雄(タマダプロジェクト主宰)、さらに美術研究者やアート・コレクター、立教大学や武蔵野美術大学の学生など、さらに田邊寛子や、木村静のような地域起こしの市民運動をやっている人々も参加しています。 五十嵐太郎を中心とする建築+美術系の混合グループでの

    越後妻有トリエンナーレ《大地の芸術祭》とは何であったのか?──2000年代日本現代アート論:フォーカス|美術館・アート情報 artscape
  • bs@web

    bs@web こちらは、石川 初(いしかわはじめ)のウェブサイトです。 flickr/hajimebs |tumblr/bs@clip |facebook/hajimebs |twitter@hajimebs |amazon著者ページ 慶應義塾大学SFC 石川初研究室 千年村プロジェクト 千年村のパタン・ランゲージ 東京スリバチ学会 東京ピクニッククラブ 身辺メモ(旧ログの一部) hajime ishikawa,

    ida-10
    ida-10 2009/08/18
    「こたつ問題」について
  • 森美術館が写真撮影を許可したことについての考察 | ロフトワーク林千晶のブログ【細うで繁盛記】

    2009年7月25日から11月8日まで森美術館で開催される「アイ・ウェイウェイ展-何に因って?」。日の美術館として初めてクリエイティブ・コモンズ・ライセンスを採用し、館内での写真撮影を許可する企画展を実現しました。 私自身、クリエイティブ・コモンズのアドバイザリーとして今回の試みを支援した立場のため、「美術館の中で写真撮影できる」という事実が、訪れた観客にどのように受け止められるか、そしてアート業界やメディアからどのような反応があるか、とても楽しみでもあり不安でもありました。 ただアート業界にとってもクリエイティブ・コモンズにとっても、とても大切な一歩だと認識しており、表面的な「良かった!」というコメントではなく、もう少し踏み込んだ形で自分の考えを整理しようと思います。 まず、私は今回の森美術館が写真撮影を公式に許可したことは素晴らしいことだと思っているし、日だけでなく世界の美術館にお

  • 現代アートについて(1): 横尾龍彦ブログ

    現代アートの現状と未来について、私なりの考え方を語ってみたいと思います。アートの源流を、ずっと過去へ過去へと遡っていくと、宗教的な世界に辿り着きます。人間の根源的な要求としての宗教とアートは、実は一つの共通の場所から出てきているのです。人間が何か始原的な問いを発する時には、それは必ず自然界の驚異から出発していると言えます。まず初めにこの私というものがあり、そしてその周囲に自然界がある。そして更にそれを取り巻く虚空や天界があり、またその先に太陽があり、月があり、星々がある。それらの神秘に見とれながら、人間の生というものが始まるわけです。 原始の時代は、純粋にそういった環境でした。夜になると恐怖でおののきながらも、空に輝く不思議な星々の瞬きを眺めていると、必ずそこに神話が生まれます。そしてそれが生まれる土壌には、必ず豊かな想像力、あるいは幻想力が伴っているのです。このような天賦の力を用いながら