タグ

ブックマーク / rootport.hateblo.jp (132)

  • ソシャゲにガチャがある理由/売れるゲームの条件 - デマこい!

    ガチャは悪魔の発明だ。 そう考える人がいるらしい。ガチャは一種のチートツールで、ゲームを面白味のないものに変えてしまう。ガチャの氾濫する今のゲーム業界はあまりにも不健全だ──。ソシャゲの黎明期にはよく耳にした意見だ。 最近では優れたゲームが増えて(もしくはユーザーが飼い慣らされて)ガチャは肯定的な文脈で語られるようになった。伊東ライフ先生のようなガチャ芸人まで現れて[1] 、すっかり市民権を得た。(※先生は人気イラストレーターです) しかし今でも「ガチャ悪者論」を捨てられない人がいるようだ[2]。ガチャが存在するせいで、ゲームから得られたはずの爽快感や達成感は損なわれ、ただストレスだけが残るという。当だろうか? 結論から言えば、現在のF2Pゲーム(※free to play、基無料のゲーム)は、ある点でコンシューマーゲームと決定的に異なる。それは「ユーザーが作品の値段を決める」というこ

    ソシャゲにガチャがある理由/売れるゲームの条件 - デマこい!
    idejunp
    idejunp 2015/10/23
  • 『オーバーロード』と『レイアース』とRPG - デマこい!

    洗濯が終わるまでヒマなので、『オーバーロード』と『魔法騎士レイアース』とJRPGの話をしよう。 ■脳筋ヒロイン 最近、基礎教養だと思ってアニメ『魔法騎士レイアース』を見ている。第7話まで消化したけど、さすがに面白い。これをリアルタイムに見ていたら、きっと狂ったようにハマっていたと思う。 今になって『レイアース』を見ると感じるのは、「こいつら脳筋すぎる!」だ。 3人中2人が前衛、残りの1人はアーチャー。杖やロッドを装備するやつはいない。使う魔法はほぼ攻撃魔法。とにかく攻撃的なパーティだ。 なぜ、少女たち3人はこんなにも攻撃一辺倒のパーティなのだろう? たぶん、それはJRPGの歴史と関係がある。 その昔、RPGゲーム機で遊ぶものではなかった。紙とペン、サイコロを使って遊ぶものだった。いわゆるテーブルトークRPGの時代だ。 ボードゲームマンション・オブ・マッドネス』等を遊んだ人なら分かるだろ

    『オーバーロード』と『レイアース』とRPG - デマこい!
    idejunp
    idejunp 2015/10/08
  • パクるときは3つのルールを守れ - デマこい!

    アリストテレスによれば、芸術創作活動の根は「模倣」だという[1]。 創作物語は現実のできごとの模倣であり、絵画の基礎は現実の模写だ。それだけではない。数え切れないほどの先行作品の美点を受け継いで、最新の作品は創造される。プロに限らず、少しでもモノを創ったことがある人なら、先行作品の研究なくして良い作品は生まれないことを知っている。「学ぶ」と「真似る」の語源は同じだ[2]。 ところが、ネットの世界でパクリに向けられる視線は厳しい。 TPP参加にともない著作権違反の非親告罪化が検討されているが、気に入らない相手への嫌がらせに利用されることを危惧する声もある[3]。先行作品から学んだことを活かしたつもりが、「パクリ」と認定されて断罪されるのでは創作意欲が萎縮してしまう──。そう危惧する人がいるのもうなづける。 当然ながら、パクリは悪だ。 自分では創造的努力を払わず、誰かの作ったものをさも自分の

    パクるときは3つのルールを守れ - デマこい!
    idejunp
    idejunp 2015/09/03
  • 最強の「プロの犯行」/塚本晋也監督『野火』感想 - デマこい!

    ニコニコ動画の黎明期には「プロの犯行」というタグが流行った。 第一線で働いている(であろう)プロのクリエイターが、ニコニコ動画に高品質な作品を投稿していた。「野生のプロ」「振り込めない詐欺」……当時のニコ動には、混沌とした熱気が満ちていたように思う。何かを創りたい、誰かに見てもらいたいという欲求を止められない人々が、商業の論理の通用しない場所で力を振るっていた。 塚晋也監督は『野火 Fires on the Plain』の製作にあたり、出資者がなかなか集まらず、結局、自主製作することになったという[1]。いわば作は、最上級の「プロの犯行」だ。 限られた制作費のなかで、観客を圧倒する映像を作り上げていたと思う。 戦争映画といえば、莫大な予算をかけて迫力のある映像を作ることが多い。空を埋め尽くす爆撃機、夜空を焦がす艦砲射撃。そんな映像は作には登場しない。カメラは主人公の目線とほぼ同じ高さ

    最強の「プロの犯行」/塚本晋也監督『野火』感想 - デマこい!
    idejunp
    idejunp 2015/08/25
  • 【小説】ライフハッカーズ ─はてなの住人─ - デマこいてんじゃねえ!

    idejunp
    idejunp 2014/05/29
  • PR) ネットで「正しく稼ぐ」方法/アドネットワークのしくみ - デマこい!

    「ネットで稼ぐ」という言葉には、いかがわしい印象があるようだ。たしかにネズミ講まがいの詐欺的なやり方で稼いでいる人もいるらしい。 しかしネットで稼ぐのは、遠い世界の話ではない。WEBサービスを生活の糧にする人は増え続けている。2013年の日のインターネット広告費は総額7,203億円で、これは広告費全体の12%を占めていた。ネットでまっとうに稼ぐ方法もあるのだ。 ネットで正しく稼ぐ方法の1つは、アドネットワークを利用することだ。 今回は「アドネットワーク」という言葉を知らない人に向けて、ごく初歩的なことを解説したい。 ◆ アドネットワークとは、広告を出稿する企業とWEB媒体とを多数集めて作った、「広告掲載のネットワーク」を言う。たとえば、リロードするたびに切り替わるバナー広告を見たことがあるはずだ。こういうバナー広告には、ほとんどの場合アドネットワークが利用されている。 じつを言えば、この

    PR) ネットで「正しく稼ぐ」方法/アドネットワークのしくみ - デマこい!
    idejunp
    idejunp 2014/04/10
  • インターネットは誰のものか? - デマこい!

    私たちはインターネットに希望を持っていた。 万人の参加できる言論空間が生まれたことで、豊かな社会を作れると信じていた。 インターネット上では誰もが自由に発言できるため、特定の権力者によって「偏向」できない。スポンサーや政府の意向を気にせず情報発信ができる。したがって、より自由で公平な情報供給ができるだろうと期待していた。 初音ミクはなぜ世界を変えたのか? 作者: 柴那典出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2014/04/03メディア: 単行この商品を含むブログ (18件) を見る※初音ミクはネットの自由の象徴である。 ところが現実には、希望は実現しなかった。 ネット上のニュースサイトは、どこも収益化に苦労しているようだ。たとえばBlogosは日財団とコラボした企画をしばしば行っている。それ自体はまったく問題ない。が、もしも財団法人などの大手スポンサーなしにWEBメディアの運営ができな

    インターネットは誰のものか? - デマこい!
    idejunp
    idejunp 2014/04/07
  • いいコンテンツは必ずバズる。 - デマこい!

    数人のえらい人が「いい」と批評したコンテンツよりも、数万人のふつうの人が「いい」と評価したコンテンツのほうが、普遍的な「よさ」を持っている可能性は高い。インターネットの美点は、いいコンテンツが、えらい人の一存で黙殺されないことだ。いいコンテンツには必ず熱烈なファンがつく。ファンが拡散してくれるので、いいコンテンツは必ずバズる。 私はブログを書いているので、この記事では主にテキストコンテンツについて考えている。が、イラスト音楽などの他のコンテンツでも基的に同じだろう。作ったコンテンツが「いい」なら必ずバズるし、もしもあなたの作ったモノがバズらないとしたら、それは普遍的な「よさ」に欠けていると考えたほうがいい。 では、インターネットでバズるのは「いいコンテンツ」だけだろうか? 流行にのったコンテンツだけがバズっているのではないだろうか? また、いいコンテンツでもバズらないケースがあるとした

    いいコンテンツは必ずバズる。 - デマこい!
    idejunp
    idejunp 2014/03/17
  • 日本共産党の資金源と、彼らを潰す方法。 - デマこい!

    知人の公認会計士に「絶対に面白いぞ」と言われた。 だから、日共産党政治資金収支報告書を読んでみた。 日共産党が企業献金も政党助成金も受け取っていないのは知っていた。「しんぶん赤旗」が重要な収入源なのは有名な話だ。しかし、収支の実態までは知らなかった。 ■2012年政治資金収支報告─しんぶん赤旗 上記の記事によれば、2012年の日共産党の収入は約233億円、支出は235億円、約2億円ほどのマイナスだ。問題は収入の内訳である。「機関紙誌・書籍等」は約204億円、収入のじつに88%を占めている。収入源だけを見れば、日共産党は政党というよりも「新聞屋」といったほうがいい。 機関紙誌・書籍で年間200億円前後の売上高──。 日共産党の「商売」は、ちょっとした地方新聞よりも規模が大きい。しんぶん赤旗の発行部数は約24万部だというが、たとえば神奈川新聞の売上高は約85億円、発行部数は23万部

    日本共産党の資金源と、彼らを潰す方法。 - デマこい!
    idejunp
    idejunp 2014/02/20
  • 「ググレカス」が世界を変える/ネットのコンテンツは「紙と放送の時代」と何が違うか。 - デマこい!

    インターネットは、活版印刷に匹敵する技術革新だ。 しかし、ネットがどのように世界を変えていくのか、具体的に想像できない人も多いようだ。通信コストをゼロにして産業構造を変えるだけがネットの力ではない。インターネットは一般大衆の知性を底上げして、人類社会そのものを変えてしまうだろう。 ネット前夜の「紙と放送の時代」には、コンテンツに消費者の知らない情報を含められなかった。たとえば大衆向けの新聞記事に専門用語は使えなかったし、テレビで進化論やマクロ経済のような「概念」を伝えるときは、ごく簡単な一部分しか伝えられなかった。 しかし、現在は違う。 コンテンツに含められないのは検索で調べられない情報だ。逆に言えば、検索でかんたんに分かるなら、たとえ消費者の知らない情報でもコンテンツに含められるようになった。 「知らない情報」を避ける時代から、 「検索できない情報」を避ける時代へ。 これは小さな変化に見

    「ググレカス」が世界を変える/ネットのコンテンツは「紙と放送の時代」と何が違うか。 - デマこい!
    idejunp
    idejunp 2014/02/15
  • テレビが面白くなくなった理由/コンテンツの質と量について - デマこい!

    「俺の部屋にはテレビがないんだ」 20代後半の友人は言った。いつも通り、私たちは河原町三条で夕を取っていた。 「だって、テレビって面白くないでしょ? 社会人になって以来、もう何年もテレビの無い生活をしているよ」 若者のテレビ離れが叫ばれて久しい。もはや彼のような人は珍しくないだろう。テレビが面白くないとは、つまりテレビが消費者の求めるコンテンツを提供できなくなったことを意味している。 では、なぜそうなってしまったのだろう。消費者がテレビの提供するコンテンツに満足できなくなったのはどうしてだろう。 今回は、コンテンツの「質」と「量」という観点から考察してみよう。 1.質と量のトレードオフ 映像に限らず、あらゆるコンテンツは質と量がトレード・オフになりがちだ。 品質の高いコンテンツを提供しようとすれば数を揃えるのが難しくなるし、大量に作ろうとすればどうしても品質が落ちる。音楽イラスト、文章

    テレビが面白くなくなった理由/コンテンツの質と量について - デマこい!
    idejunp
    idejunp 2014/01/17
    "その時間帯にはそのチャンネルでしか見られない差別化された映像を作れば、消費者には必ず刺さる" ←その通り。他がワイドショーやってる時間に岡江久美子さんがトイレ掃除した話聞けるはなまるマーケットは刺さる。
  • ラクしてブログのアクセス数を増やすたった1つの方法 - デマこい!

    10,000PVに届かない記事には価値がない。 ここでいう価値とは「影響力」のことだ。ブログは基的に「個人の日記」でかまわない。が、もしも記事に影響力を持たせたいのなら、最低でも10,000PVは必要だ。これが私の実感だ。 ラクしてブログのアクセス数を増やす方法は、たぶん1つしかない。 いささか原始的だが、検索順位の高い記事を書くことだ。たとえばGoogleからの自然流入で毎日50PVずつ読まれ続ける記事があるとして、半年ほど経てば10,000PVに達する。ブログのアクセス数を増やそうとして、とにかく記事の投稿数を増やす人がいる。しかし、更新直後に3,000PVほど稼いですぐに読まれなくなる記事を量産しても、ほとんど無価値だ。一日50PVの記事が50あれば、それだけでデイリー2,500PVだ。30日で75,000PVに達する。一ヶ月間なにもしなくても、それだけのアクセス数を稼げるように

    ラクしてブログのアクセス数を増やすたった1つの方法 - デマこい!
    idejunp
    idejunp 2014/01/14
  • 違法行為を見つけたときに考えるべきこと。 - デマこい!

    年末年始の話だ。 コミケで販売された同人誌が翌日には違法アップロードされ、コミケ会場での販売部数よりも多くダウンロードされてしまったという。この事態にショックを受けた作者が断筆を宣言し、話題になった。 誰かの創作意欲を潰すなんて違法アップロード許すまじ──。私が見た範囲では違法行為へのバッシングが多く、ここに秘められたチャンスや商機について触れたものは少なかった。 たとえ違法であれ「ダウンロードされた」という事実は、作者が価値あるモノを作っている証拠だ。もしも作品が無価値なら、たとえ無料だろうと誰もダウンロードしない。違法アップロードに使われたサイトやツールをうまく利用すれば、次回以降のコミケで販売部数を伸ばすことができる──少なくとも、その可能性がある。 もちろん私は、違法アップロードを擁護するつもりはない。ただ、目の前の好機を見逃して筆を折ってしまうのは、あまりにももったいないと思うの

    違法行為を見つけたときに考えるべきこと。 - デマこい!
    idejunp
    idejunp 2014/01/10
  • なぜ承認欲求と自己愛が問題になるのか? - デマこい!

    WEB上では「承認欲求」が罵倒語として機能するらしい。 その背景には、インターネットの双方向性があると思う。「創作」や「歌い手」に対してヘタクソと罵倒したら、じゃあもっと上手いものを見せてみろよと反論される。だから「アウトプットすることそのもの」を罵倒の対象にするしかない。 ほんとうに歌の上手い人は「歌い手」の承認欲求を罵倒しない。 音痴だと批判すればいいからだ。 ほんとうに絵の上手い人は「絵師」の承認欲求を罵倒しない。 ヘタクソだと批判すればいいからだ。 誰かの承認欲求を罵倒するのは、相手よりも技量で劣る人だけだ。 誰かから認められたい、承認を得たい。これは人間としてごく当たり前の感情だ。承認欲求が満たされなければ、人間は心の均衡を失う。 アルファツイッタラーの@ui_nyanさんが、こんなことをつぶやいていた。 「承認欲求(笑)」「歌い手(笑)」「創作(笑)」「黒歴史(笑)」みたいな茶

    なぜ承認欲求と自己愛が問題になるのか? - デマこい!
    idejunp
    idejunp 2014/01/06
  • 2013年に観たアニメ個人的まとめ - デマこい!

    個人的には、アニメの技術の向上を実感した一年だった。 私はアニメを見るようになってから日が浅いが、それでも数年前に比べて映像が格段に美麗になっていると感じる。見るに耐えないほどの作画崩壊は滅多に起きなくなり、一昔前の劇場アニメと同じくらい緻密で迫力のある映像がテレビで放映されるようになった。キャベツ・チェックもかんたんに通過する。きっとアニメの制作現場では恐ろしい速さで技術革新が進んでいるのだろう。また今年は『悪の華』のような実験的な作品も作られていた。 とくに今年は、3DCGの活躍が目立った年だと思う。 冬アニメでは『ラブライブ!』の楽曲シーン、春アニメの『ガールズ・アンド・パンツァー』の戦車。夏アニメの『ガッチャマンクラウズ』、秋アニメの『蒼き鋼のアルペジオ』等々、各期ごとに3DCGを効果的に使用した作品があった。現在では3DCGを使わない作品を探すほうが難しいのではないかと思えるほど

    2013年に観たアニメ個人的まとめ - デマこい!
    idejunp
    idejunp 2013/12/31
  • 最後までブログの記事を読んでもらう方法 - デマこい!

    結論から言えば、よく読まれるブログの記事は以下のような構成で書かれている。 この画像だけではなんのこっちゃ分からないので、順番に説明していこう。 ◆ 考えを言葉にしないのは、何も考えていないのと同じだ。誰からも読まれない言葉は、この世に存在していないのと同じだ。なにか考えていることがあるならそれを言葉にすべきだし、言葉にする以上は、たくさんの人に読まれなければ意味がない。では、どうすれば言葉を読んでもらえるだろう。考えを伝えられるだろう。 今回は「記事を最後まで読んでもらう方法」について考察したい。 同じ1PVでも、すぐにブラウザバックされてしまうのと、記事の最後まで読まれるのとでは意味が違う。一行目しか読まれない文章は、はっきり言って無価値だ。私たちは最後まで読まれる記事を目指すべきだ。 1.なぜ最後まで読まれる必要があるのか なぜ記事を最後まで読ませる必要があるのだろう。思いつくままに

    最後までブログの記事を読んでもらう方法 - デマこい!
    idejunp
    idejunp 2013/12/30
  • ネットの記事をクリックさせる魔法の言葉/いいタイトルをつけるには? - デマこい!

    ブログにせよ、ニュースサイトにせよ、記事のアクセス数を伸ばすには何が大切だろう? 内容の斬新さだろうか、それとも公式Twitterのフォロワー数だろうか。もちろんそれらも大切だが、何より大きな影響を与えるのは記事のタイトルだ。 タイトルが面白くないと、その記事は読まれない。 どんなに好きなニュースサイトだろうと、すべての記事を読むわけではない。どんなに信頼できるツイッタラーのつぶやきだろうと、紹介されたすべてのリンクを踏むわけではない。私たちは面白そうなタイトルの記事から順番に読んでいく。 したがって記事のアクセス数を伸ばしたいのなら、タイトルの決め方には細心の注意を払うべきだ。 私の場合、以下の4点を意識して記事タイトルを決めている。 記事の内容がストレートに伝わること しかし内容のすべては明かさないこと 読者に身近な言葉を使うこと 煽りすぎないこと では、順番に紹介していこう。 1.記

    ネットの記事をクリックさせる魔法の言葉/いいタイトルをつけるには? - デマこい!
    idejunp
    idejunp 2013/12/28
  • なぜ、物語は作られるのか。/母性をめぐる「3つの波」 - デマこい!

    それから、弟子たちがイエスに近寄ってきて言った。 「なぜ彼らに『たとえ』でお話しになるのですか」 そこでイエスは答えて言われた。 「あなたがたには天国の奥義を知ることが許されているが、彼らには許されていない。 おおよそ持っている人は与えられていよいよ豊かになるが、持っていない人は持っているものまでも取り上げられるであろう。 だから彼らには『たとえ』で語るのである。 それは彼らが、見ても見ず、聞いても聞かず、また悟らないからである。 ──マタイの福音書 物語を作るのは、ほかの手段では伝えられない価値観や考え方を伝えるためだ。 当然、物語の消費者は、その物語が「何」を語っているのかを読み解こうとするし、そこで語られる価値観や考え方そのものが議論の対象になりうる。映画の脚術や演出、作画は語るための手段にすぎず、語られる中身ではない。 したがって映画の「作り」がどれほどすばらしくても、作中で語ら

    なぜ、物語は作られるのか。/母性をめぐる「3つの波」 - デマこい!
    idejunp
    idejunp 2013/12/24
  • 【お知らせ】電子書籍が出ます(出ています) - デマこい!

    こんにちは、Rootportです。じつは2ヶ月くらい前からAmazon電子書籍を発売していました。今回で通算11冊目のリリースです。今回はイラストレーターのらいらく様に表紙をデザインしていただきました。超かわいい! テンションあがる! 優しい劣性遺伝子 作者: Rootport出版社/メーカー: Rootport発売日: 2013/12/15メディア: Kindle版この商品を含むブログ (8件) を見る 典隆はアニメオタクの男子高校生。男くさいSFアニメが大好きで、あざとい美少女アニメは軽蔑さえしている。クリスマスイヴの夜、そんな典隆のもとに「妹」を名乗る美少女が訪れるのだが──。 某新人賞で入選の一歩手前ぐらいまで行った小説なので、それなりに面白いと思います。 ただし、一般文芸として読むにはライトノベルっぽすぎるし、それならライトノベルなのかといえばラノベの枠から二、三歩外れてしまっ

    【お知らせ】電子書籍が出ます(出ています) - デマこい!
    idejunp
    idejunp 2013/12/20
  • 「現代」を知るためにこれだけは読んどけっていうWikipediaの記事 - デマこい!

    で最初の神前結婚式は、明治33年(1900年)に東京大神宮で行われた。神道は日古来の伝統的なものだと考えられがちだが、組織宗教として体系化されたのは明治以降だ。現代の私たちにとって当たり前の常識や習慣は、ほんの少し昔まで常識でも習慣でもなかった。 「現代」を理解するためには、過去を知ることが欠かせない。 病気にならなければ健康の大切さが分からないように、過去と照らし合わさなければ現代がどのような時代か分からない。現代を理解するための過去の知識のことを、教養という。 教養を身につけるには、相応のを読むのがいちばんだ。が、いまの私たちは膨大な文献を読めるほどヒマではない。そこで威力を発揮するのがWikipediaだ。たしかにWikipediaの情報は正しいとは限らないし、どんなに読み込んでも「つまみい」程度の知識しか身に付かない。しかし、聞きかじりの知識であっても、何も知らないよりは

    「現代」を知るためにこれだけは読んどけっていうWikipediaの記事 - デマこい!
    idejunp
    idejunp 2013/12/10