前回までの薄型テレビの選び方をご覧になった方は、もうお分かりだろう。個性に合わせて服を選ぶように、自分のライフスタイルにフィットする家電を選ぶのが、我らが熱血バイヤー!細川茂樹流。製品の特性をクールに見極め、納得いくまでとことん検証し、間違いのない“モノ”を狙い撃ち! 頭がクラクラするほど多様な製品の中から選りすぐられた薄型テレビは、まさにスター中のスターだった。 今回のターゲットは冷蔵庫。「冷蔵庫なんて、どれも冷やして凍らせるだけでしょ?」と思いきや、熱血バイヤーにかかると、ばらばらだったルービックキューブの6面がそろっていくように、各種製品のカラー(特徴)がはっきり現れてくる。まさに、細川マジック! 連載早々から大反響の『オレが見つけた欲しいもの…細川茂樹の熱血バイヤー!』は、読者とともにメーカーさえもうなるほど。“モノ”選びの達人とも言える細川茂樹が、独自の視点で愛する家電を語りつく
読者に代わって、最高かつスマートなモノ選びを指南してくれる熱血バイヤー!こと細川茂樹。俳優・タレントという本来の肩書きなど、もはや吹っ飛んでしまった。関係者一同、失礼にも「この人、本職はなんなんだろう……単なる家電マニア?」と錯覚するくらい、熱く「薄型テレビ」について語っている。そう、未来永劫、この男しか演じることができない大スペクタクル“モノ”ファンタジーサスペンス(なんじゃそりゃ?)、『HOT(=HOSOKAWA ONLY TALK)』だ。 雨降り止まぬ葛飾柴又。確か細川が京成柴又駅を降り立ったのはラッシュの終わった午前10時頃。怒濤(どとう)の『HOT』にすっかり引き込まれ、時計を見るとすでに12時を過ぎていた。思い返せば、帝釈天に向かうまでの間、カタログの見方、リモコンの重要性、スタイリッシュと機能の関係等々、斬新な視点で薄型テレビのセレクションを進めていく熱血バイヤーに、筆者はど
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