12月6日まで、東京・原宿のTOKYO HIPSTERS CLUBにて開催されている「ネガティブ・アフターイメージ」展。これは、元ザ・ストーン・ローゼズのギタリストとして活躍し、現在はイギリスを拠点にアーティストとして活動するジョン・スクワイア氏による初の海外の個展だ。 ジョン・スクワイア個展「Negative Afterimages(ネガティブ・アフターイメージ)」 今回の展示において、氏は素材にキャンバスやカーディ紙を利用。タイトルにもなっている陰性残像をメインモチーフとし、繰り返しによって生まれる強度、また意味が変化する面白さを表現したという。焼き付けと式面を駆使したグラフィカルな構成は、ロシア・アヴァンギャルド的空間認識やアメリカ抽象表現主義的ミニマリズム要素などを内包しているかのよう。しかし、その一方で現代的な軽やかさも感じさせ、まさに「ジョン・スクワイアならでは」の作品を作り上