コンゴ民主共和国から国境を越えてウガンダ西部に避難した女性(2018年1月24日撮影)。(c)AFP PHOTO / SUMY SADURNI 【2月14日 AFP】民族対立が続くコンゴ民主共和国で、昨年12月中旬から約20万人が避難を余儀なくされている。人道支援筋が13日、AFPに明らかにした。避難民らによると、複数の村が焼き払われ、刃物で斬殺されたりする人もいたという。 同国北東部イトゥリ(Ituri)州では、牧畜民ヘマ(Hema)人と農耕民レンドゥ(Lendu)人が長年にわたり対立しており、1999~2003年には数万人が死亡している。 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(Human Rights Watch)によると、1999年には金資源が豊富なイトゥリ州の土地の権利をめぐって衝突が発生。6万人が死亡し、約60万人が避難する事態に発展した。この衝突を受けて、欧州連合(EU)は