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viscuitに関するigrepのブックマーク (2)

  • なぜ繰り返しや条件分岐はプログラミング入門に向かないか

    日頃から,僕はプログラミング入門で「繰り返し」「条件分岐」を教えることに極端に反対しているわけですが,その理由を説明したいと思います. 「だって,プログラミングの基に繰り返しや条件分岐があるじゃないか」と言われます.それはその通りだと思います.しかしよく考えてください,その機能だけではプログラムはつくれませんよね.もう1つとても重要な概念「変数」とセットでなければプログラムは成立しないのです. 変数があるから,同じプログラムを繰り返し実行しても,そのつど変数に違う値が入っているから違う計算ができます.同じ条件分岐でも変数に違う値が入っているから分岐が変わります.変数がなければ,繰り返しも条件分岐もつまらないわけです. 変数を教えるのもそんなに簡単じゃないですよね.そこで発明されたのが「亀」です.スクラッチだとですね.要するに内部状態をもったオブジェクトがあって,それを命令によってコント

    なぜ繰り返しや条件分岐はプログラミング入門に向かないか
  • ビスケットの中身の話

    これは「言語実装Advent Calendar 2017」の12月6日に向けて書いています.普段の投稿とちがって少し専門家向けに書いています. 最近はプログラミング教育ブームですが,ビスケットはそんなブームになる前からコツコツと作ってきた教育向けビジュアル言語です.一線の研究者から身を引いてからは,あまりビスケットの中身について書くことは無かったのですが,いい機会なのでこのカレンダーに参加しました. ビスケットは絵を動かすために絵でプログラムを作る言語です.これはたとえば,数値計算のためにFORTRANが生まれたり,知識表現のためにLISPが生まれたり,という背景と同じです.なにかを計算対象とするプログラミング言語はその対象と近い表現形式を取るべきであるということです. たとえば,絵が動くアニメーションのためには普通の言語でしたら move(10, -50) というように表記しますよね.X

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