hogeに関するiireiのブックマーク (731)

  • 老子と江戸幕府〜小国寡民と鎖国政策 - 虚虚実実――ウルトラバイバル

    老子・第80章に、以下のような記述があります。 国は小さく住民は少ない(としよう)。軍隊に要する道具はあったとしても使わせないようにし、人民に命をだいじにさせ、遠くへ移住することがないようにさせるならば、船や車はあったところで、それに乗るまでもなく、甲や武器があったところで、それらを並べて見せる機会もない。もう一度、人びとが結んだ縄を(契約に)用いる(太古の)世と(同じく)し、かれらの(まずい)物をうまいと思わせ、(そまつな)衣服を心地よく感じさせ、(せまい)すまいにおちつかせ、(素朴な)習慣(の生活)を楽しくすごすようにさせる。(そうなれば)隣の国はすぐ見えるところにあって、鶏や犬の鳴く声が聞こえるほどであっても、人民は老いて死ぬまで、(他国の人と)たがいに行き来することもないであろう。 「はてなキーワード」より(老子の言葉) これが有名な「小国寡民:しょうこくかみん」政策で、老子の言

    老子と江戸幕府〜小国寡民と鎖国政策 - 虚虚実実――ウルトラバイバル
    iirei
    iirei 2014/06/27
    [徳川家康を始祖とする江戸幕府が鎖国政策を実施したのは有名な事実だが、これは老子のいう小国寡民政策の具体化だと思われる。だが、それから260年後、4隻の黒船によってその理想郷は覆された。]
  • 社会主義国キューバの「平等」 - 虚虚実実――ウルトラバイバル

    いろいろな社会主義国・共産主義国がつぎつぎと破綻・転向するなかで、カリブ海の島国・キューバは世界でもっとも成功した社会主義国であると言われます。その中身を見て行きましょう。 今回参考にしたのは「小さな国の大きな奇跡 キューバ人が心豊かに暮らす理由」(吉田沙由里:WAVE出版)です。吉田さんは、現地で暮らして見聞を広めるというスタンスで、ちょうど民俗学のレポートを書いている感じです。 まず、経済についてですが、必要最小限の料に関しては低価格で国民全員に配給しています。キューバでは国民全体が国家公務員であり、公正な所得が与えられます。医師や教師でも一月の所得は400MN=2000円程度。キューバでは2つの通貨があり、「ペソ・クバーノ=MN」・国民が一般的に使用する、と外国人用の「兌換ペソ=CUC」で、 1CUC=24MNになっています。アメリカとの軋轢で、それまで米ドルが流通していましたが、

    社会主義国キューバの「平等」 - 虚虚実実――ウルトラバイバル
    iirei
    iirei 2014/06/22
    [カリブ海の小国・キューバは社会主義国として世界で最も成功している国である。教育・医療は無料、社会保障は手厚い。平等を具現化している。ただ、共存共貧を旨とするため、国民の中には自由を求める者もいる。]
  • 佐伯祐三〜黒が基調の画家 - 虚虚実実――ウルトラバイバル

    佐伯祐三(さえき・ゆうぞう/1898−1928:満30歳没・大阪出身)は、フランス・パリで活躍して、結核と闘いながら、多くの作品を残した優れた画家でした。彼の画集を図書館から借りてみたのですが(「カンヴァス日の名画23 佐伯祐三:中央公論社:1978年初版」、彼の絵には、「黒」が特に目立つように思います。今回は、その点を追ってみようと思います。 彼の略歴についてはwikiから。 佐伯は画家としての短い活動期間の大部分をパリで過ごし、フランスで客死した。作品はパリの街角、店先などを独特の荒々しいタッチで描いたものが多い。佐伯の風景画にはモチーフとして文字の登場するものが多く、街角のポスター、看板等の文字を造形要素の一部として取り入れている点が特色である。作品の大半は都市風景だが、人物画、静物画等もある。 (藤島武二に師事し、東京美術学校(現・東京藝術大学)西洋画科に入学、在学中にやはり画家

    佐伯祐三〜黒が基調の画家 - 虚虚実実――ウルトラバイバル
    iirei
    iirei 2014/06/17
    [画家・佐伯祐三は画家としての活動期間は4年数ヶ月という短い期間に400点にもおよぶ作品を描いていた。(4日に一枚絵を描き上げている勘定になる。)彼の絵は「生を根源から問うような」性質の物だった。]
  • 富岡製糸場と群馬県の「絹」産業 - 虚虚実実――ウルトラバイバル

    (このブログは、たまたま作成したものですが、折から、富岡製糸場とその関連施設がユネスコの世界遺産にほぼ決まったようなので、ここに「便乗」してエントリーします。) 図書館から、視聴覚教材「日の近代化遺産  第1巻 絹から始まった産業革命 北関東の近代化遺産」(紀伊國屋書店)を借りてきて、1時間ばかりのこのDVDを楽しく観ました。この事例は大変興味深いので、1ブログを立ててみました。まずは「富岡製糸場」について、概要をwikipediaから。(富岡市は、群馬県南西部にあります。) 明治政府は、フランス・リヨンの商社、エシュト・リリアンタール商会の横浜駐在員であり、お雇い外国人のフランス人技師ポール・ブリューナ(Paul Brunat)の指導でフランスから繰糸機や蒸気機関等を輸入し、養蚕業の盛んな富岡に日初の機械製糸工場を設置した。日側の責任者となって資材の調達や建設工事の総指揮をとったの

    富岡製糸場と群馬県の「絹」産業 - 虚虚実実――ウルトラバイバル
    iirei
    iirei 2014/06/12
    [明治期の殖産興業、富国強兵を支えた富岡製糸場。フランス人技師の指導の下に最新の施設で、多くの女性たちが働いた。養蚕王国であった群馬県の誇りで「上毛カルタ」には「日本で最初の富岡製糸」とある。]
  • 恋は思いがけなくやってくる(散文詩) (2) - 虚虚実実――ウルトラバイバル

    私の恋愛遍歴 その3 (承前) @「彼女のために」――あと一言が・・・! 実は、彼女と交際をするためには、もうひとつ難問がありました。それは私のサイドの問題です。グループNの借りている山奥の廃屋に一人で住む、と言う心積もりがあり、それは変更など出来ないことでした。だから東京を去る前にしておく仕事がありました。一つはこれまでに出あった印象的な人達を私が企画した「M・無限連続講座」に招くこと。勿論小阪修平氏(私が影響を受けた哲学者)やF女史も招きます。もう一つは、防災に関するパンフレットを作成すること。これはもともとF女史に宛てたメッセージ、ラブレターとして企画したものでした。 手始めにこんな話から。F女史いわく「いま、研究会は特に面白い活動はしていません。どうしてあなたは訪ねてくるの?」 私は答えませんでした。でも、心の中で「それは、あなたの仕事振りを見たいから!」と答えていました。KJ法と

    恋は思いがけなくやってくる(散文詩) (2) - 虚虚実実――ウルトラバイバル
    iirei
    iirei 2014/06/08
    [私はF女史のために一冊本を書いて贈呈することを決めた。私は山で暮らすため、東京に残る彼女に残す防災書であった。ただ失敗したのは、その本を郵送したこと。もし直接手渡していたら、以後の関係も変わったろう]
  • 恋は思いがけなくやってくる(散文詩) (1) - 虚虚実実――ウルトラバイバル

    私の恋愛遍歴 その3 素敵な女性と出会いました。それも、全く予期できない出会いでした。私だって恋をします。結婚まで意識した女性は10人近くいます。が、一度も成就したことがなく、2004年3月現在 いまだ独身です。44歳になりました。 その人F女史とも、勿論破局しました。とは言え、私の運命に投げかけられたF女史の影は、ほかのどの女性よりも大きなものでした。ほかの女性達の影響も、勿論馬鹿に出来ないほどありますけど。恋が男性あるいは女性の成長をうながすのだとしみじみ思います。 私は当時、グループNという、森林と林業の分野でメッセージを発信する組織にいました。1986年のことです。私にとって、忘れられない年です。この年の春先、母が精神病院を転々とした挙句、死去していました。5月にグループNに入会して、「子供キャンプ」などのイベントの引率者なども体験していました。そして9月に、あるタウン誌を発行して

    恋は思いがけなくやってくる(散文詩) (1) - 虚虚実実――ウルトラバイバル
    iirei
    iirei 2014/06/02
    [私が講演会の講師に行ったとき、ある女性も講師として招かれていて、私と彼女はお互いに一目ぼれしたが、その企画を組んだおばさんは、「二人を逢わせたら、どうなるか」面白半分で講座を企画したのだという。]
  • ツンデレ大王・海原雄山〜「美味しんぼ」における父親像 - 虚虚実実――ウルトラバイバル

    「美味しんぼ」は、むかしむかし、よく読みました。料理に関する知識と人情の機微を教えてくれるので、なかなか有益なマンガだったと思います(なお、原作に極めて忠実にアニメ化もされました。)掲載誌は「週刊スピリッツ」。ただ、さすがの長期連載、コミックでは優に100巻を数えますが、私が読んだのは30−35巻くらいまでだったでしょうか。 このマンガの大きなテーマとして、一人の女性を巡る夫(海原雄山)と一人息子(山岡士郎)の葛藤があります。士郎は東西新聞の記者で、その鋭敏な味覚との知識を買われ、「究極のメニュー」という会社の威信をかけた企画の担当に、新入社員の栗田ゆう子とともに任命されます。そして、士郎と「敵対関係」にある雄山は、ライバル紙・帝都新聞社の「至高のメニュー」の担当になり、鎬を削る(しのぎをけずる)のです。(士郎は、母が雄山の理不尽な要求のため早死にしたのだと思っているのです。) この海原

    ツンデレ大王・海原雄山〜「美味しんぼ」における父親像 - 虚虚実実――ウルトラバイバル
    iirei
    iirei 2014/05/29
    [マンガ「美味しんぼ」に登場する海原雄山は、ツンデレ大王である。素直に褒めればいいのに、屈折した表現を弄することが多い。まあ、妥協を許さない美学なのであろう。その言動が祟って人が離れることもあるか。]
  • 恋の二股掛けはNG!!(散文詩) - 虚虚実実――ウルトラバイバル

    私の恋愛遍歴  その2 私の初恋の相手は、淫乱な女性でした。彼女はマンガクラブに「男漁り」をしに来る人で、彼女の「毒牙」に噛まれたのは、五指に余るクラブ員にのぼります。私はそれを知っていたので、距離をおいていましたが、東大五月祭の打ち上げコンパのおり、何か私に対し、感じることがあったのか、会場をでたとき、「キャベジン!!」(これは私のペンネーム)といいながら、彼女はキスをしようとしました。私は「マジか?」と問い、彼女は「気よ」と答え、私はキスに応じました。ちなみに彼女のペンネームは「ニャンコ」といいました。なお、東大マンガクラブでは、他大学の学生、特に女子大生の入部は無審査で自由でした。ニャンコも他大学の学生でした。 そして、私は、それまで女性を必要としていなかったのですが(ただ特定の女性ではなく仮想的な女性を想っている・・・ちょうど竹内まりやの「ドリーム・オブ・ユー:レモンライムの青い

    恋の二股掛けはNG!!(散文詩) - 虚虚実実――ウルトラバイバル
    iirei
    iirei 2014/05/24
    [恋愛において、たとえ本人にその意図がなくても、恋の二股掛けは、結果がよろしくない。ふたりの異性を同時になくすことも、よくあることだ。もっとも、私の場合、その内一人は過去のひとだったが。]
  • 初音ミク〜〜ヴォーカロイドの衝撃 - 虚虚実実――ウルトラバイバル

    ミク→ http://dic.pixiv.net/a/%E5%88%9D%E9%9F%B3%E3%83%9F%E3%82%AF 「初音ミク:はつね・みく」というアイドルは、人間ではありません。電子工学的に、決められたプログラムに従って曲を歌うヴァーチャルな存在です。このキャラクターは「VOCALOID:ヴォーカロイド」と呼ばれ、ちょうど「人間に似た者」を「ANDROID:アンドロイド」と呼ぶにこととパラレルです。この「初音ミク」、2007年にYAMAHAと札幌に社のあるクリプトン社が共同して発表したヴォーカロイドですが、大いに受け、今現在でも大変な人気を誇ります。このキャラ自体はもちろん作曲は出来ませんが、いろいろな人が曲を付け、動画投稿サイト、とくに「ニコニコ動画」で発表されています。 2つほど曲を挙げてみましょう。 ♯みんなみくみくにしてあげる♪ 神様のいたずら 同じ音楽好きでも、そ

    初音ミク〜〜ヴォーカロイドの衝撃 - 虚虚実実――ウルトラバイバル
    iirei
    iirei 2014/05/19
    [「ヴォーカロイド」とは人間の声をサンプリングして、電子工学的な処理をして、作曲の素材とする音楽形式。なかでも「初音ミク」は飛びぬけて有名で、社会現象にもなった。DTM(デスクトップミュージック)の草分け]
  • ある恋の一生〜魔の時間のずれ(散文詩) - 虚虚実実――ウルトラバイバル

    私の恋愛遍歴 その1 私はこれまで10指に余る女性に、恋愛感情を抱き、そのうちの70%くらいの女性とは相思相愛だった。 なかでも印象に残る女性の1人、仮にUさんとしておくが、彼女とは、詩人2人を巡って知り合った。最初は山尾三省さんという詩人の朗読会が東京・西荻にあるホビット村で開かれ、屋久島に移住し、自給生活をする山尾さん的な生き方を理想としていた私は、座の前のほうで坐って朗読会開始を待っていた。そのとき、ある女性が私を見て微笑んでいるのが、眼に入ってきた。 朗読会は無事に終わり、山尾さんを囲んでの飲み会になった。その場で、私は、当時の私が考えていたことを必死に伝えようとしたが、山尾さんは「君と話していても詰まらない」と言って、そっぽを向かれてしまった。そのときUさんが「やっぱり言われたわね」と初めて声を掛けてきた。私は「僕もそう思っているから、否定はしないよ」と返すと、やや彼女は驚いた様

    ある恋の一生〜魔の時間のずれ(散文詩) - 虚虚実実――ウルトラバイバル
    iirei
    iirei 2014/05/14
    [たとえ相思相愛の男女とはいえ、「魔の時間のずれ」によって引き裂かれることもある。私も経験したことだが、それのために素晴らしい異性と別れるハメになる。そのパワーは、強烈で、「運命」と呼ぶほかない。]
  • 智恵子の見た空〜智恵子抄より - 虚虚実実――ウルトラバイバル

    あどけない話 智恵子は東京に空が無いといふ、 ほんとの空が見たいといふ。 私は驚いて空を見る。 桜若葉の間に在るのは、 切つても切れない むかしなじみのきれいな空だ。 どんよりけむる地平のぼかしは うすもも色の朝のしめりだ。 智恵子は遠くを見ながら言ふ。 阿多多羅山の山の上に 毎日出てゐる青い空が 智恵子のほんとの空だといふ。 あどけない空の話である。 昭和三・五 これは、高村光太郎の詩集「智恵子抄」の中でも、もっとも人口に膾炙した詩でしょう。私はこの詩は好きです。ただし、「道程:僕の後に道は出来る」とか「ぼろぼろな駝鳥:何が面白くて駝鳥を飼うのだ」といった代表作も含め、私は彼とその詩が嫌いです。例外的にこの「あどけない話」が好きなのです。今回ブログでは、光太郎にこの詩を書かせた智恵子の心象風景を考えてみます。 参考過去ログ http://d.hatena.ne.jp/iirei/2010

    智恵子の見た空〜智恵子抄より - 虚虚実実――ウルトラバイバル
    iirei
    iirei 2014/05/09
    高村光太郎の妻・智恵子は統合失調症になり、悲惨な境遇に陥ったが、彼女の姿は光太郎に尽きせぬ詩想を提供した。「智恵子抄」がそれだが、私はこの作品が光太郎の最高傑作だと思っている。
  • 筒井康隆の私説博物誌・SFとドタバタ - 虚虚実実――ウルトラバイバル

    の3大SF作家と言えば、小松左京さん、星新一さん、そして筒井康隆さんです。そのうち2名が他界した今では、筒井康隆さんが気を吐いています。最近は文芸批評にも手を染め、ユニークな活動をされています。 さて、前回挙げたルナールの博物誌を意識してからか、筒井さんも「私説博物誌」を上梓しています。昭和55年新潮社から発行されたこのは、筒井ワールドを垣間見えるものとして興味深いものです。もちろん、家ルナールの練れた文章とまではいかず、文芸的な価値は相当落ちるけれども、それなりに味わい深いものです。 ルナールの「博物誌」が身近な動物を対象にしているのに対し、「私説博物誌」では珍獣、植物、動物とも植物ともつかないもの、SF上の生き物などが対象です。 中でも光るのはSF上の生き物で、SF作家である筒井さんの面目躍如たるものがあります。その中のひとつ「シリコニイ」は、SFの大御所・アイザック・アシモフ

    筒井康隆の私説博物誌・SFとドタバタ - 虚虚実実――ウルトラバイバル
    iirei
    iirei 2014/05/04
    [SFという文芸ジャンルは、センス・オブ・ワンダーを持つことが不可欠である。よく「空から人が降ってくる」とか「タイムスリップ」などの安直なお話があるが、これらはSFとは言えない。単なる妄想である。]
  • ルナールの博物誌〜確かな観察眼 - 虚虚実実――ウルトラバイバル

    「にんじん」という実母によっていじめられる男の子の話で有名なフランスの作家・ジュール・ルナールには、「博物誌」という作品もあります。これは身近な動物たちの有様をリアルに切り取り、またその切断から人間一般の有り様を示す、優れた文学作品になっています。いくつか紹介しましょう。種は「博物誌」:岸田国士(きしだ・くにお)訳  新潮文庫  また挿絵はボナールの手になります。 (注:「にんじん」は継子イジメの話ではなく実子イジメのお話だったとwhitewitchさんから指摘を受けました。そのように記述を変更しました。) 「 Le Chat」 私のは鼠(ねずみ)をわない。そんなことをするのがいやなのだ。つかまえても、それを玩具(おもちゃ)にするだけである。 遊び飽きると、命だけは助けてやる。それからどこかへ行って、尻尾で輪を作ってその中に坐り、拳固(げんこ)のように恰好よく引き締まった頭で、余念な

    ルナールの博物誌〜確かな観察眼 - 虚虚実実――ウルトラバイバル
    iirei
    iirei 2014/04/29
    [フランスの作家、ジュール・ルナールは、地味だが優れた文章家である。継子イジメのお話「にんじん」で有名だが、「博物誌」もなかなか優れている。また、「日記」も一級品で、日記文学の頂点に立つと言える。]
  • マダニ(ないしダニ)が媒介する病気〜SFTS、ツツガムシ病、バベシア症 - 虚虚実実――ウルトラバイバル

    以下に引用するのは、マダニの害:SFTSについて要領よくまとめられていますので、ブログ抄として取り上げます。 @衣類についたマダニは、長袖シャツの袖口などから侵入することがあります。屋外でご家族などとお互いに衣類にマダニがついていないか、こまめに確認すると同時に、シャツやズボンの袖口をゴムバンドなどで塞ぐと良いでしょう。 出典殺人ウイルス防げ! 媒介マダニから咬まれないためには? - 政治・社会 - ZAKZAK @マダニ対策「長袖、長ズボンを」 マダニは森や草むらに生息し、野生動物などを介して人に付着。感染すると6〜14日の潜伏期間を経て38度以上の発熱と下痢や嘔吐(おうと)、下血などを発症するという。 出典マダニ対策「長袖、長ズボンを」 : 広島 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) @マダニ媒介の感染症、広島でも成人男性死亡 12年夏 県によると、発熱や吐血、下血な

    マダニ(ないしダニ)が媒介する病気〜SFTS、ツツガムシ病、バベシア症 - 虚虚実実――ウルトラバイバル
    iirei
    iirei 2014/04/23
    [吸血害虫はただ動物の血を吸うだけでなく、おまけに病原体を置いていく。マダニだけに限って言っても、SFTS、ライム病、バベシア症(これは犬の病気)など、重篤な病気を置いていく。厄介である。]
  • 「山海経」と「怪奇鳥獣図巻」 - 虚虚実実――ウルトラバイバル

    私が「山海経:せんがいきょう」を知ったのは、諸星大二郎のマンガ作品「孔子暗黒伝」に登場する崑崙山(こんろんざん)の聖獣・開明獣を見てからです。人面獣身のこの珍獣は、私に大きなインパクトを与えました。 さて、その山海経についてですが、wikiでは以下のように紹介されています。 『山海経』(せんがいきょう、山海經、中国語 Shān Hăi Jīng)は、中国の地理書。中国古代の戦国時代から秦朝・漢代にかけて徐々に付加執筆されて成立したものと考えられており、最古の地理書(地誌)とされる。 (中略) 『山海経』は今日的な地理書ではなく、古代中国人の伝説的地理認識を示すものであり、「奇書」扱いされている。著者は禹の治水を助けた伯益に仮託されるが、実際は多数の著者の手によるものと考えられる。 そう、中国から見た四方八方の山や海に(あるいはその向こうの陸地)に住む怪奇な鳥獣を記載しているのです。 ここに

    「山海経」と「怪奇鳥獣図巻」 - 虚虚実実――ウルトラバイバル
    iirei
    iirei 2014/04/19
    [中国の奇書「山海経(せんがいきょう)」は、古代中国の地理書であるが、その内容は奇想天外で、奇天烈な怪鳥、珍獣の宝庫である。空想力たくましい書物であるが、歴史家・司馬遷には完全に無視されている。]
  • 虚虚実実――ウルトラバイバル

    iirei
    iirei 2014/04/14
    [まど・みちおの詩は、子供向けと評価されることが多いが、じつは骨太で深く、老荘思想に相通じるところもある極上の作品群を持っている。難しいことを平易に語るその詩には尽きせぬ魅力がある。]
  • 人情と真実〜ある大たわけ(散文詩) - 虚虚実実――ウルトラバイバル

    私が東京大学・都市工学科を卒業し、1年、研究生をやっていた頃(この頃は、中学生対象の講習会・東大学力増進会の国語科講師と、併せて自然の八百屋でアルバイトをしていたのですが)、私がかつて運動をしていた自主講座には新しい顔ぶれがそろっていました。 でも、彼らの中には「救いようのない・大たわけ」がいました。土木作業員の人で、仮にNと呼んでおきます。彼は、人情と真実の見分け方が解らなかったのです。 例えばこうです:例1・・・私の哲学観・宗教観を一応は拝聴しつつも、「でも、森下さん、俺はD苑の信者なので、やはり森下さんより、みんなの集るD苑の説教のほうが大事なのですよ」・・・「それなら、鼻から俺に物を訊くなよ」、と返しましたが、どこ吹く風。 さらには:例2・・・このN、原子力工学科にも出入りしていて、こう述べました:「私は(原子力工学科の)教授を「尊敬」しているので、問題があったとしても、原発は大

    人情と真実〜ある大たわけ(散文詩) - 虚虚実実――ウルトラバイバル
    iirei
    iirei 2014/04/08
    [私の以前の知人で、「原子力工学科の教授の人格が良いから、原子力に賛成!」というオオタワケがいた。この男、人情と真理の見分けがつかない、ある意味豪快な性格をしていたと言えよう。大馬鹿だが。]
  • http://d.hatena.ne.jp/iirei/20140404

    iirei
    iirei 2014/04/04
    [画家の藤田嗣治は、日本絵画の伝統を取り入れて、パリで名を成した。エコールド・パリの中心人物の一人で裸婦・猫を得意とした。日本の戦争に協力した意味で、後半生にミソをつけた。私はこの画家を凡庸と思う。]
  • マテ茶とその周辺 - 虚虚実実――ウルトラバイバル

    淹れたてのマテ茶→ 「マテ茶」は、南米原産の茶としての飲料です。私は大学生のころ、このお茶の茶葉を買って、飲んでいたことがあります。案外お気に入りでした。Wikiによれば マテ茶(Mate)は、南米のアルゼンチン、パラグアイ、ブラジルを原産とするイェルバ・マテの葉や小枝を乾燥させた茶葉に、水または湯を注ぎ成分を浸出した飲料。 ビタミンやミネラルの含有量が極めて高く、飲むサラダとも言われている。このため、コーヒーや茶と同様の嗜好品ではあるが、単なる嗜好品の枠を超えて、野菜の栽培が困難な南米の一部の地域では重要な栄養摂取源の一つとなっている。 日茶に緑茶とほうじ茶があるように、マテ茶の茶葉にもグリーン(緑マテ茶)とロースト(黒マテ茶)したものがある。味わいはグリーンの場合、多少の青臭みと強い苦味を持つ。ローストは焙煎により青臭みが消え、香ばしい風味が付加される。ローストした茶葉は水出し用に利

    マテ茶とその周辺 - 虚虚実実――ウルトラバイバル
    iirei
    iirei 2014/03/29
    [南米原産のマテ茶は、ビタミン、ミネラルが豊富なことから、「飲むサラダ」とも言われ、現地のひとの貴重な食料である。最近はコカコーラから「太陽のマテ茶」として販売され、日本での知名度も高くなった。]
  • 黛まどか(俳人)と「B面の夏」 - 虚虚実実――ウルトラバイバル

    俳句特集その2 前回、「朝日俳壇四者共選二十年秀句選」を読んで、い足らなかった点、すなわち句想が20年間さほど進化していないことへのアンチテーゼとならないか、と、図書館から「B面の夏」(黛まどか:まゆずみ・まどか・角川書店・1994)を借りてきました。 この人は女性俳人であり、ちょうど短歌の俵万智さんのような存在かと思っていましたのもこのに手を伸ばした理由です。その黛さんの略歴は wikiより 神奈川県足柄下郡湯河原町生まれ。父は俳人の黛執。1983年(昭和58年)フェリス女学院短期大学卒業。富士銀行勤務時代に杉田久女を知り俳句の世界に魅了される。1988年(昭和63年)「東京きものの女王」を受賞する。1990年(平成2年)俳句結社「河」に入会し、吉田鴻司に師事する。 1994年(平成6年)「B面の夏」50句で第40回角川俳句賞奨励賞を受賞、初の句集『B面の夏』を出版する。同年、女性の

    黛まどか(俳人)と「B面の夏」 - 虚虚実実――ウルトラバイバル
    iirei
    iirei 2014/03/25
    [黛まどかの「B面の夏」は、少女の恋愛感情を織り込んだ新機軸の俳句集である。なんだか危なっかしい女の子の心理はしかし俳句というジャンルとは違う気もするし、逆に新鮮な句か。:会ひたくて逢ひたくて踏む薄氷]