この2つの言葉は、おおむね同じ意味内容を持っていると思いますが、使う頻度には男女差があり、「幸せ」は主として女性が、「生きがい」は男性が使う傾向があると思います。 これは以前、あるマンガで出てきたシチュエーションですが、女の子が本命の男の子の元を離れ、他の男の子の元に向かう際、「ごめんね、私幸せになるから」と独り言を言いました。そうすると、彼女のいう「幸せ」は相当利己的なもので、自分だけは「幸せ」になり、去られた男性のことは「知ったことじゃない」という開き直りがあるようです。そして、同じようなシチュエーションで、男性が「ごめん、俺幸せになるから」と言うことは殆んど考えられないでしょうね。 一方、昔の時代劇・「右門捕り物帳」(主役:杉良太郎・NET系列:現テレビ朝日系列)のエンディング「燃える男」(歌うのはもちろん杉良太郎)で、「男の生きがい」というような一節があり、いかにも悪を正す主人公の