ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』6話の感想。 給料の発生する契約結婚という常識から外れた関係性を持つ平匡(星野源)とみくり(新垣結衣)。前回の第5話では雇用関係に加え、毎週決まった日に(火曜日)にハグをする「恋人関係」となった二人。 その形態だけではなく、前回で互いの心の内が少しずつ垣間見えてきた二人の距離感にも変化が訪れる。(決してみくりに寝姿を見せなかった平匡がパジャマで部屋から出てくる、ソファに隣同士で座る、など)それを遠くから見つめるみくり。このワンシーンだけでも徐々に「単なる雇用関係」が崩れ始めているのがわかる。ゆっくりと穏やかに流れていく時間、一つの「男女の在り方」としてこれはこれでもう完成されているようにも思える。 そんな中、二人に新たな関門が訪れる。叔母である百合(石田ゆり子)のはからいにより新婚旅行へ行くことになるのだ。あくまで「社員旅行」というスタンスを崩したくない二人