インターネットの世界は広大だ。どんなにマイナーな趣味嗜好だって、だいたい探せば同好の士が見つかる。 学校の友人、会社の同僚に話しても「なんぞそれ?」と全く伝わらないようなニッチな漫画、音楽などの話が見知らぬ他人とできてしまう。それはきっと、個人HPやテキストサイトの時代から今に至るまで変わっていない。――実際に先日、また一人、同好の士を発見した。 「20歳を過ぎても『えっちぃ本』を買ったことがない系男子」でござる。これ、リアルでは意外と聞かないんですよね。 「AVもエ口本も持ってないよー?」と言えば下手すりゃドン引きされるし、さらに男子校出身であることを付け加えると、真夏の夜道で化け物とエンカウントしたようなリアクションを取られる。だいじょうぶだいじょうぶ、こわくない。 ※以下、特に劇的な体験もない一個人のエ口遍歴となります。 純粋無垢だった(かもしれない/なんてことはない)あの頃 まず最