あらすじ 冷蔵庫から賞味期限ぎりぎりのおつまみが出てきた せっかくなので日本酒と一緒につまんでみた うまい! \テーレッテレー/ お酒は好きだけど、優先順位はそこまで……? 普段、家ではまったく晩酌をしない自分。 大学卒業後の新入社員時代、「寂しい寮の一室で映画を観ながら金麦を飲む」なんてことを何度かしていたことはあったものの(だいたい映画の影響)、自分ひとりで好んでお酒を飲むことはほとんどなかった。 お酒とは、基本的に「親しい友人との飲み会で飲むから楽しい」のであり、あるいは「ふらっと迷いこんだ繁華街のバーでまったり味わう」からこそ、おいしく感じるもの。少なくとも、自分にとってはそうだった。常に摂取するのではなく、ちょっと特別な日に飲んで嬉しい、素敵な飲み物。 ※“影響”された一例(小説版『言の葉の庭』)。 ──なーんていつもは外で話しているのだけれど、実のところはもっと単純。 「毎日の