@ITにSun MicrosystemsがOpenIDサポートという記事が掲載されている。OpenIDは、URIをユーザーの識別IDとして使うシングルサインオンの認証プロトコルであるが、そのシンプルさや分散管理、特定のグループのコントロールを受けないなどの特長から、最近になって急速に普及しているらしい。今回、Sunでは社員にOpenIDのIDとなるURIを提供し、Sunの社員であることを証明する枠組みを提供するとのことだ。 OpenIDの信頼性はIDを管理するサーバの真正性に依存するため、セキュリティのレベルはそれほど高くない。用途にも依存するのだろうが、多くのネット上のシステムはOpenID程度のセキュリティで十分な気もする。さて、今後どのように普及していくのか、はたまた課題等はあるのだろうか。