中国江蘇省徐州市の雲竜湖周辺で毎晩、ジョギングをする1万人近くの中年女性らの集団が注目を集めている。信号を無視し、わが物顔で道路を占拠して走る集団は「おばちゃん暴走族」とも呼ばれ、地元住民が騒音被害を訴えるなど物議を醸している。 中国紙、現代快報(電子版)によると、女性たちは毎日午後7時半ごろに湖近くの広場に集合。3人ずつ横一列に並び、約1時間かけて7キロを走る。メンバーは同じ服装で、ジョギング中はスピーカーから大音量の音楽を流しているという。 この活動は2010年ごろから始まり、次第に参加者が増えていった。宣伝効果を期待し、企業名がプリントされたTシャツを無料で配る業者も現れたという。女性らは車道を走るため、車両の通行ができず、運転手からは不満の声が上がっている。(共同)中国版モンスターペイシェント大問題に 北京など大都市で「医療暴力」、殺しも