イトーヨーカ堂の若手取締役だった鈴木敏文さん(当時)がその他経営陣の反対を押し切って米国セブンイレブンのライセンス契約を獲得し、豊洲に日本1号店(FC)を開いたのが42年前。試行錯誤の中で新しい流通モデルを確立していった話は余りにも有名です。 80年代には米国の本社を買収し、世界最大の小売チェーンとして今も成長を続けています。 スケールはかなり違いますが、米国本社の店舗数を数年で抜き、その後は支援する側に回ったという意味ではタリーズ・ジャパンも同じです(何度か検討した米国タリーズの買収は実現しませんでしたが)。鈴木会長とは何年か前に一度お話をする機会を頂きましたが、非常にお元気だということと共に(当時は70代)、お付きの方々がかなり気を使ってらっしゃるなという印象を受けました。 今回、どのような思いで突然の辞任発表に至ったかは分かりません。 問題となっている井阪COOがどのような人物なのか