「カリキュラムの量が増えたので、とにかくスピーディーに授業を進めないといけません。そうなると、ここの部分は理解しにくいようだなと感じてもそこで立ち止まって時間をかけて教えることはできなくなっているのかもしれません」 先に紹介した時間の計算なども小学生が一瞬でマスターできる内容ではない。小学生からすると時計を読むこともそうそう簡単ではないのだが、「わかってないみたいだから次の授業でもう一度おさらいをしよう」ということが物理的に無理になっているのかもしれない。 松下さんの学校では宿題を出すというが、地方だとそういう話はよく聞く。長野市の小学校に子どもを通わせる母親は言う。 「宿題が多くて、夏休みはワークが100Pも出ました。私は東京の出身で公立の小学校でそんなに宿題が出なかったからびっくりした」 中学受験率が高い地域は「宿題はほぼない」ことも 一方で、この母親が言うとおり、東京の小学校の場合、

