いよいよ11月5日に迫るアメリカの大統領選挙。 世界の政治や経済、金融市場に大きな影響を与えそうなことから、マーケットも固唾をのんでその行方を見守っています。 予測不能なトランプ前大統領がもし返り咲いたら?東南アジアのタイでは観光客に人気の象柄パンツの輸入品が中国からいっそう押し寄せるのではないかという懸念の声もあがっています。どういうことなのでしょうか。 (アジア総局記者 加藤ニール) トランプトレードで米長期金利上昇? 接戦が続くアメリカ大統領選挙。 投開票日の11月5日までわずかです。 金融市場では共和党のトランプ前大統領がもし返り咲いたら?という予測のもと、金融商品を売り買いする、いわゆる「トランプトレード」が動き出しているとも言われています。 トランプ氏は中国に対する関税引き上げや減税などの政策を掲げています。 これがアメリカのインフレを再燃させ、財政赤字の拡大をもたらすという見