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境真良に関するinflorescenciaのブックマーク (6)

  • 私的録音録画補償金の拡大を消費者は望んでいない。だから? - 感量主導 ~ led by passion ~

    MIAUが実施していた私的録音録画補償金の拡張についてのアンケート結果が公開された。結果は、消費者は望んでいない。 そりゃそうだ。というのが第一の感想。 だから?というのが第二の感想だ。 消費者は、音楽や映像についての一方的受益者である。だから、ちょっと非道いことをいうなら、私的録音録画補償金を負担するどころか、一切合切無料であることを心の中で願っているだろう。私は、欽ちゃん映画が失敗したり*1、海賊版のメカニズムを研究してきた経緯から、コンテンツを支えるために自発的にお金を払おうという良心が消費者にあるという考え方を、かなり楽観的なフィクションだと斬り捨てている。 だから、このアンケートの結果は当たり前なのであって、ニュースとしての価値はない。右や左、上や下、手前と奥のバランスを常に求める天秤の館は、こういう一方的な情報にはなんら物事の正統性を認めない。 だが、このニュースは重大なマイル

    私的録音録画補償金の拡大を消費者は望んでいない。だから? - 感量主導 ~ led by passion ~
  • テクノロジー : 日経電子版

    電通、三菱UFJ信託銀行など大手企業が相次ぎ参入を表明する「情報銀行」。ここに挑むベンチャー企業がDataSign(東京・渋谷)だ。同社の太田祐一社長は情報銀行という言葉が生まれる…続き 中部電力が「情報銀行」参入へ 電力データを活用 [有料会員限定] 「情報銀行」説明会に200社 データ流通の枠組み始動

    テクノロジー : 日経電子版
  • 思いもよらず長文になって困った今日のカキコ - 感量主導 ~ led by passion ~

    年末に入っても書くべき原稿の数は一向に減らず、というか、増えてんじゃん!何の因果か学者をやってはいるものの、作家に転向した気はないのだが。 それはさておき、書きたいことが溜まったので、ざくっとコメント。 一つ。今年の10大ニュースというのをいろいろなところで訊かれる。コンテンツ分野だと、やれニコ動だとか、情報通信法構想だとかいろいろあって、それはそれぞれのところで見てもらえばいいのだが、タイミングの関係でかそれには永久に入らないだろうからここで書いておきたいことがある。コミックガンボの挑戦と敗退である。 コミックガンボは、国内初*1の無料週刊マンガ誌。僕もうなったのは、まずクオリティ。連載陣に江川達也などきちんとした人をそろえているし、僕の知らない名前の人でも中身としては納得できるものが多かった。次に、グラビア。クオリティはともかく、グラビアをきちんと入れていること自体に驚いていた。旧作を

    思いもよらず長文になって困った今日のカキコ - 感量主導 ~ led by passion ~
  • ものづくり大国、とは・・・ - 感量主導 ~ led by passion ~

    昨日、とある高校で、長い自己紹介をしていたです*1。その時、やはりそうか、と、確信したんですが・・・ 日は先進国でありたくないんだな。 先進国であるということは、世界初のもの(商品でも、サービスでも、ビジネスモデルでも)を生み出し続けるということです。人の能力が突出して優れているのでなければ、そこでは、能力がありおまけに成功した人間と、そうでない人間が生まれます。前者をなるべく増やそうと、そこにはインセンティブが設定されます。資主義体制下ではこれは金銭ということになるので、結果的に、格差は拡大し、中産階級はだんだん階層分化していきます。もちろん、国家としてはこの階層分化が人的資源の適正配置阻害要因になってはこまるので、人的資源の拡大再生産をめざし、主として教育分野での格差是正(公教育の充実や奨学金の充実など。英米仏と異なり、日を含め、第二次産業革命以後の国家経済成長政策を採った国の最

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  • 文化産業の経営難の特効薬は、やはり。。。 - 感量主導 ~ led by passion ~

    第一回中国北京文化・創造産業博覧会のなかの、演出産業高峰論壇というものに出場するということで、北京に行ってきた。演出というのはこの場合ライブということなのだが、コンテンツのビジネスモデルを専門にしてますというのに、ライブの話に呼ばれたのはちょっと場違いである。僕の前にロンドンのバレエ団のマネージャやそいでもって宝塚ジャニーズモデルのビジネス構造と鍵を説明すると、場違い感はいよいよ強くなった。でも、まぁ結論としてはとりあえず現地の人には望外に受けがよかったので安心したのだけど。 午後になって関係者の討論会に参加したのだが、なかなか興味深い構図が展開された。参加者は、文化部系の中央・地方政府関係者、民間の演出公司(公演プロデューサ)、チケット事業者のような関連事業者、それから僕を含めた外国人ゲストという構成。面白かったのが「ライブは品質の向上のためにも民間事業として独立採算でやるべき」と主張

    文化産業の経営難の特効薬は、やはり。。。 - 感量主導 ~ led by passion ~
    inflorescencia
    inflorescencia 2006/12/17
    「僕は勝手に、それは市場原理を用いることでやりたい人が見たい人より多くなるというこうした表現の産業について品質向上を生み出す制度的枠組みを作っている*2と積極的に解釈している」
  • 今を生きるビジネスと根源を守る法と - 感量主導 ~ led by passion ~

    今のデジタル社会におけるコンテンツ論の背後にあるのは、「メディアとは何か」という問いである。 コンテンツの理論は、メディアとはコンテンツの流通システムであるという世界観を宣言する*1。コンテンツの生産と消費と、メディアという機能は、分離されている。 一方で、メディアの理論は、メディアこそは意味を含んだ供給者であり、コンテンツはそこに含まれる要素だという。コンテンツはメディアのサービスの中に内包される。これをコンテンツ産業論は、従来大規模投資を必要としていたメディア産業を保護するために、コンテンツとサービスをバインドすべく作り出されたフィクションだと考える。メディア論とコンテンツ論の隙間は、実体上は大した違いがないのだが、なかなか埋まらないんだな、これが*2。 著作権法は、創作者=著作権者=所有者、流通業者=隣接「権」者=準所有者という考え方で、この構造を規定しようとする。そこには、「創作者

    今を生きるビジネスと根源を守る法と - 感量主導 ~ led by passion ~
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